ここでライブが終了……と思いきや、「俺たちSUPER★DRAGONから大切なお知らせがございます！」という言葉を合図に流れたVTRで、2024年3月6日にポニーキャニオンからメジャーデビューすることがサプライズ発表された。会場からは大きな歓声が上がり、メンバーたちは肩を組んで円になって「やったー！」と大喜び。それを記念して、ステージ上では公開インタビューが行なわれた。メジャーデビューシングル曲「New Rise」は約1週間前に松村の家でジャンとレコーディングをして作り終わったばかりの作品であることや、東京ドーム公演を最大目標、武道館公演を近い目標に据えていること、多くの人とこの空間を共有したくて今回のライブは999円というチケット価格を設定していたことなどを語っていった。

　そして最後の質問として、ファンへの思いを問われた飯島は目を潤ませながら「メジャーデビューの発表ができたことが本当に幸せですし、8年間駆け抜けてきて、9人が活動を続けてこれたのはBLUEの皆さんがライブに来てくれるから。本当に嬉しくて。今まで通りBLUEの皆さんの声を聞いて、距離を近くいたいなと思います。みんなと上に上っていきたいと思います」と感謝を伝えた。青の法被とサンタクロースの帽子で記念撮影をしたところで、改めてメンバー一人ひとりから挨拶。

「この9年間、大きな一歩を踏み出すってことがあまりなくて。そんな中でメジャーデビューという嬉しいお知らせを皆さんと分かち合えるのは何よりも嬉しいです。今後も前だけ向いて、皆さんと手を取って進んでいけたらと思います」（池田）

「SUPER★DRAGONが9年間培ってきたスキルとか、自分たちを見つめ直して作ってたものをより大きく出していく瞬間かなと思います。皆さんに大きな背中を見せていきたいと思います」（ジャン）

「最高のメンバーとならどこまでも行けると思いますので、ずっとついてきてもらえたらと思います」（柴崎）

「メジャーデビューで僕らが変わっていこうとしているのは、SUPER★DRAGONが変わらないため。もしかしたら別の形になるんじゃないかという不安を持ってるかもしれないですが、それはないです。安心して楽しみに待っていてくれたら嬉しいです」（志村）

「僕たちは僕たちらしく進化して、ポニーキャニオンさんと一緒に進みたいと思いますので、よろしくお願いします」（田中）

「ここがゴールではなく、一から皆さんと一緒に上に登っていきたいと思います。これからも力添えや声援をいただけると嬉しいです」（飯島）

「皆さんが持ってる青い光、そして配信の画面の前にいる皆さんの応援を力にここまで走り続けてきました。これからも走り続けるためにメジャーデビューに期待して待っていてくれたらと思います。その青い光で走る先を照らしていってくれたらと思います」（伊藤）

「我々は皆さんと一緒に大きくなりたいだけ。遠くに行きたいわけじゃないんですよ。それだけ覚えておいていただけたらと思います」（松村）

「このタイミングでの僕らの一番の強みって、SUPER★DRAGONのエンターテインメントを一緒に育ててきてくれたBLUEの存在だと思います。感謝で一杯です」（古川）

　ラストは「最後に1曲歌って帰ろうと思います！」（古川）との紹介から「BROTHERHOOD」へ。会場も一緒に歌い、この日一番の一体感が会場に広がった。最後は再び深々とお辞儀をして、ステージを去る9人。興奮冷めやらぬまま、ライブの幕は降りた。

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■セットリスト
1. Pendulum Beat!
2. Monster!
3. WARNING
4. Don't Let Me Down
5. Burning in the nights
6. Purple Moon
7. Revolution
8. Reach the sky
9. BROTHERHOOD