King Gnuの新曲「硝子窓」、Mr.Childrenは20年越しのリンク……前作と合わせて続編MVを楽しむ

 King Gnuの新曲「硝子窓」のMVが話題を呼んでいる。

King Gnu - 硝子窓

 映画『ミステリと言う勿れ』の主題歌である同楽曲のMVは、テレビドラマ版の主題歌であった「カメレオン」のMVの世界観を引き継いだ続編として制作された。どちらも妖しげな操り人形を軸とした人形劇調のフルCGによる映像が特徴だが、「カメレオン」は叶わない片思いに悩む男性が理想の自分になるために怪しげな薬を服用し、黒いもやに飲み込まれていく中で愛する女性に救われるというストーリー。続く「硝子窓」はその女性が男性に会うために大金や身につけているアクセサリーを投げ売って夜のタクシーを走らせるというストーリーだ。どちらも楽曲の内容に寄り添った映像ながら楽曲間でのリンクも張り巡らされており、思わず泣ける作品に仕上がっている。両MVを監督したのは常田大希が主宰するクリエイティブレーベル、PERIMETRON・OSRIN。音楽と映像が合わさることで芸術性を増幅させるというバンドの姿勢も感じる両作を、ぜひ見比べて楽しんでほしい。

King Gnu - カメレオン

 “続編”とは少し異なるが、先日Mr.Childrenがリリースしたアルバム『miss you』収録曲「Fifty's map ~おとなの地図」のMVは、2003年にリリースされた「くるみ」とのリンクが話題を呼んでいる。「くるみ」のMVをサラリーマンがスマートフォンで見ているという内容で、「くるみ」の映像がそのまま再使用されていたり、新しく撮影された部分についても「くるみ」のセルフオマージュとなっているなど、全編を通してリンクした作風となっている。楽曲そのものも「Fifty's map ~おとなの地図」が尾崎豊「十七歳の地図」を連想させるタイトルであることに対し「くるみ」は同じく尾崎豊の「シェリー」にインスパイアを受けて制作された曲であることも、この2作の繋がりを感じさせる。本MVは2作の繋がりをわかりやすく示す、ガイド的な役割も果たしていると言えるだろう。

Mr.Children 「Fifty's map ~おとなの地図」MV
Mr.Children 「くるみ」 MUSIC VIDEO

関連記事