Sexy Zoneの改名、マリウス葉の卒業……佐藤勝利、転換期迎えるグループとファンを繋いできた言葉

 Sexy Zoneの佐藤勝利が、10月15日放送のレギュラーラジオ『VICTORY ROADS』(bayfm)にて、グループ名の改名について語った。この日は、9月20日に最新シングル『本音と建前』をリリースして以降初めての収録だそう。約1カ月ぶりのラジオということで、今の率直な気持ちに触れられる時間となった。

 「おそらく初めて僕だけで話すのは、この場所かな」と切り出し「グループ名を変えさせていただくことが決まりました。時期であったり、どんな名前だったり、どういうふうに進めていくか、本当に手探りというかフワッとした中で、まずこの間ね(ファンクラブ向けの配信)動画で発表させていただいたんですけど。まずはファンの方に直接届いたら良いな、そしてすぐファンのみんなに伝えるべきだということで、あのタイミングで伝えさせていただきました」と続けた佐藤。

 「もちろんアーティスト名としての名前を否定したかったりとか、今までの活動だったりとか、それを楽しんでくれた応援してくれたみんなを否定したいわけではないですし、これから決まっているライブであったり、先に決まっていることもあるので、精一杯勤め上げてから、そしてちゃんと整ってから、説明であったり、発表であったり、そういうのはしていきたいと思っているので。まずは今から一瞬一瞬を大事にしていくことが、僕たちの誠意だなと思っています」と言葉を丁寧に紡ぎながら現状を伝えようとする姿勢が印象的だった。

 そして「本当に不安になってしまったり、いろんな気持ちがあると思うんですけど」とファンの気持ちに寄り添いつつ「僕らはいろんなことをプラスにしたり、ポジティブにしていかなきゃいけない存在でもあると思うので。今回もいろんなことをプラスに、ポジティブになるように、どうにか一生懸命やっていきたいと思うので、その姿をみなさんに見ていただいて、これからも一緒に歩んでいってほしいなと思います。これからもどうぞ僕たちSexy Zoneをよろしくお願いします」と締めた。

 佐藤のラジオは、いつだってファンに対して誠実であろうという姿勢がにじみ出ているように感じる。今、どのタイミングで収録されているのか。そして、何がどこまで決まっていて話せることなのか。固まっていないところや、この先しばらくは混乱することも、ありのまま伝えてくれる。その変に取り繕わずに素直な言葉で説明してくれる姿勢が、佐藤らしくてファンを安心させるのだ。

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