Snow Man、『それスノ』ダブルダッチ企画が好評だった理由 数々の困難を乗り越えた経験が生かされた抜群のチームワーク
Snow Manが挑戦するときには必ず自己実現のみにとどまらない“誰かのため”という強い思いが存在する。グループとして成功を掴みたいという思いの先には、必ず思い浮かべる対象が存在しているのだ。今回であれば、視聴者に感動を与えたい、番組スタッフのためにも『それスノ』を盛り上げたいという思いの他に、自分たちのために時間を割いてくれたREG☆STYLEに恩返しをしたいという思いが強くあった。大会本番、大健闘したものの、練習の成果を存分に発揮できず、優勝を逃してしまったSnow Manたち。ミスがあっても全員がステージの上では笑顔を貫き、機転を利かせて場をつなぎ、最後までパフォーマンスをやりきった姿は、これまでの経験の賜物以外の何物でもなかった。職人集団と呼ばれてきたSnow Manとしての気概を感じることができた。終了後にはメンバーたちが大粒の涙を流していたが、その涙は目標を達成できなかった悔しさに加え、なによりここまで指導してくれたREG☆STYLEに対する申し訳なさだったように映った。放送最後には、スタジオで完璧なパフォーマンスを見せることができ、REG☆STYLEの心からの笑顔もとても素晴らしかった。
『それスノ』のゴールデン進出以降の番組テーマソング「ココロヒトツ」では「忘れないで ひとりじゃない 苦しいときだって 泣いて 笑って ココロヒトツ 思いつなぐ 負けないで 君ならできるさ 光輝く 未来へと 連れてくのは 今の自分 さあ顔あげて」(※1)というフレーズが歌われている。改めて聴いてみると、ダブルダッチ企画のテーマソングのようにも思えてしまうほどしっくり来る楽曲だ。今回の経験をさらに自分たちのものにして、ここから先も挑戦していくSnow Manの活動を見守っていきたい。
※1:https://mentrecording.jp/snowman/