&TEAM、結成1周年アニバーサリーを共に祝いLUNÉと確かめ合った“縁”と“愛” 『1st Anniversary [縁 DAY]』レポート

 HYBE LABELS JAPAN主催のオーディション番組『&AUDITION - The Howling -』によって選出され、昨年12月にデビューを果たした日本発のグローバルグループ、&TEAM。彼らの結成1周年記念イベント『&TEAM 1st Anniversary [縁 DAY]』が、9月3日にさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナにて開催された。

 公演では、楽曲のパフォーマンスや、デビューしてからこれまでの思い出を振り返ったり、会場を訪れたLUNÉ(ファンの呼称)とコミュニケーションをとったりする姿が印象的だった。本稿では、そんなイベントの様子を余すことなくレポートする。

 本公演のオープニングを飾るのは、HIPHOP調のメロディが印象的なダンスナンバー「Scent of you」。照明が暗転し、イントロが鳴り響くと同時に一気に歓声が沸き上がる。曲の中盤では、ダイナミックなダンスブレイクが繰り広げられ、会場内のボルテージも最高潮に。

 曲が終わると、メンバーのEJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIの順に挨拶。リーダー EJの、「あったかい牛丼が好きなEJです」という自己紹介には、先ほどのパフォーマンスで高ぶった会場のムードが和んだ。

 そして、NICHOLASの射抜くような目線と共にステージが再び暗転。グループ結成前からデビュー組のメンバーとして『&AUDITION - The Howling -』に参加していたEJ、K、NICHOLAS、TAKIによる『黒の月: 灰色の都市』OSTの「W.O.L.F. (Win Or Lose Fight)」が披露された。神秘的な曲にマッチしたブルーライトのなかで踊る4人の姿が、なんとも妖艶だった。そして、そこに5人が合流し『&AUDITION - The Howling -』のシグナルソングである「The Final Countdown」を披露。先ほどの雰囲気とは打って変わり、爽やかで疾走感あふれるパフォーマンスが繰り広げられた。月明かりのような白いライトに照らされたメンバーたちの姿が神々しく映る。

 続いて、デビューEPタイトル曲「Under the skin」が始まると、揃いも揃った力強く迫力のあるパフォーマンスに合わせ、オーディエンスがペンライトを揺らす振動がスタンド席の座席や床からも伝わり、会場全体が一丸となるのを感じた。選曲からメンバーのパフォーマンスまで、まさに&TEAMがこれまで歩んできた奇跡を感じるステージの数々だった。

 MCコーナーに移ると、この日のMCを務めた藤原倫己のコメントに続き、学ラン姿の&TEAMメンバーが続々と登場。会場はパフォーマンスの時とはまた違った歓声に包まれた。

 メンバーがそれぞれステージに用意された席に座ると、グループ結成からこれまでの活動や出来事をまとめた年表がスクリーンに映し出され、それを見ながらメンバーがファンと共にこの1年間を振り返るコーナーがスタート。JOは、昨年12月に行われたショーケースで初めてLUNÉと対面した時のことについて、「ファンの皆さんって本当に実在するんだ!とすごくびっくりしたことを覚えています」と語った。またHARUAは、初めてオリコンランキング1位を獲得した時のことを振り返り、「この記録は、すべてLUNÉの皆さんがいないと成し遂げられないと思っています」と感謝を述べる姿も。

 EJは、グループ初の冠番組『&TEAM学園』(日本テレビ系)で食レポをした時を振り返り、当時からの成長を検証するために、なんと会場で再び食レポを実践。用意されたみかん大福を食べ、「僕のいちばん大好きな果物はみかんなんですよ」「みかんとお餅が阿吽の呼吸です」と秀逸ながらもユーモアたっぷりなコメントを述べ、笑いを誘った。

 K、NICHOLAS、FUMAの3人は、TikTokでのダンスチャレンジが話題となったBTS JUNG KOOKの「Seven」や、『&AUDITION - The Howling -』でのミッション楽曲でもあったSEVENTEENの「Oh My! -Japanese ver.-」を即興で踊って会場を沸かせる。メンバー全員でimaseの「NIGHT DANCER」を披露する姿も印象的だった。

 公演前日である9月2日に行われた『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER』に出演した感想にも触れ、その流れでMAKIが会場で堂々としたウォーキングを披露。すると、Kが「おすすめのモデルがもうひとりいます!」とTAKIを指名し、会場が爆笑の渦に包まれた瞬間も。FUMA、NICHOLAS、HARUAがその場で寸劇を披露し、三角関係を演じる姿も笑いを誘った。

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