Kis-My-Ft2 北山宏光 卒業に寄せて グループのために全てを捧げ、メンバーを支えてきた大きな存在
メンバーが輝くために一肌脱ぐ。グループのために嫌われ役も厭わない。すべての努力をKis-My-Ft2に還元していく。そんな北山のことを、千賀が7月12日放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)で「本当にライブのパフォーマンスとか、アイドルとして尊敬の念が強いですね」「本当に頼り甲斐のあるお兄ちゃんだったし、尊敬する1人の人間でもあったし、それはこれからも変わらないですね」と話していたが、それはメンバーの総意だったのではないだろうか。
藤ヶ谷が北山の卒業を踏まえて「Kis-My-Ft2を閉じるか」とメンバーと話し合ったと6月17日放送のラジオ『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)にて明かしていた。7人のKis-My-Ft2とはそれくらい大切な青春だったし、その絆を築き上げたのは紛れもなく北山の熱意だった。それでも、いや、だからこそ、Kis-My-Ft2を止めないという決断に至ったのかもしれない。
北山がかつてサッカーボールとスパイクを捨てて、ジャニーズアイドルをがむしゃらに目指したように、きっと彼はまた新たな場所で「この選択が正しかったのだ」と思わせる結果を出そうと燃えているはず。その意気込みを見て藤ヶ谷が「挑戦を止めることはできない。友として」と語ったのも頷ける。そして同時に、その姿はきっと6人の心にも火をつけたのではないだろうか。「いけるところまでいってみたい」と。
誰よりも熱い想いでKis-My-Ft2を続けてきた北山が、次なる挑戦をする。ローラースケートだけではない、大きなものを一緒に置いて。それくらいの覚悟を見せられたらメンバーも負けてはいられない。6人で活動をするKis-My-Ft2を鼓舞し続けるのもまた北山という存在なのではないだろうか。そう思うと、7人の物語はまだまだ続いていく気がするし、ますます輝き続ける彼らのこれからが楽しみになってくる。