Jr.EXILEによる熱狂の宴『BATTLE OF TOKYO』 “新たな舞台=超バンコク”からのゲストも登場したステージを徹底レポート
BOT名物パフォーマンスバトルでは、佐野玲於&世界の一騎打ちも
パフォーマンスバトルでは、ROUND1(小森隼、浦川翔平、剣、深堀未来、堀夏喜、LIKIYA、佐藤大樹、岩谷翔吾、中西椋雅、鈴木昂秀、神谷健太、小波津志、松井利樹)、ROUND2(澤本夏輝、WEESA、砂田将宏、海沼流星、藤原樹、渡邉廉、奥田力也、木村慧人、白濱亜嵐、与那嶺瑠唯、陣、中務裕太)、ROUND3(後藤拓磨、日髙竜太、瀬口黎弥、加納嘉将、龍、関口メンディー、長谷川慎、武知海青、JIMMY、半田龍臣、山本彰吾、佐野玲於、世界)という振り分けのもと、各ROUNDに2色のチームが登場し、ダンスバトルを展開した。関口メンディー、長谷川慎、武知海青、佐野玲於で構成されたクランパーチームなど、グループの垣根を越えたダンスジャンルの繋がりを感じられる編成は、BOTライブの醍醐味だろう。中でも注目されていたのは、大トリとして現れたROUND3の佐野玲於&世界のバトル。入場時からオラつく佐野玲於と、やたら低姿勢でメインステージに向かう世界のギャップが笑いを誘ったのも束の間、いざステージに上がると、お互いが被っているキャップのツバを擦り合わせながら睨み合った。だが、異なるダンススタイルでバトルを繰り広げながらも、最終的には笑顔で肩を寄せる姿が微笑ましい。それもそのはず、“ダンスが好き”という感情は、パフォーマー全員が共有しているものなのだから。そんなメンバーの奥に、超東京で生きるアバターの人生が垣間見えたところで、ライブはエンディングへと向かっていった。
共闘するスキル使いに気圧され、敗北を認めざるを得なくなったイヌイを横目に、EXILEのカバーや各グループのオリジナル曲で、ラストスパートをかけるJr.EXILEたち。複数のロールダンスが今にもIUSを巻き起こしそうだった「Choo Choo TRAIN」では、MAD JESTERS(≠GENERATIONS)では最年少という設定のGENERATIONSの最年長・関口メンディー(≠パルテ)と、THE RAMPAGEのリアル最年少・後藤拓磨が一緒にジャンプ。白濱亜嵐が作詞作曲を手掛けたパンキッシュな「NOW or NEVER」(GENERATIONS)では、小説『BATTLE OF TOKYO vol.5』内で熾烈なバトルを見せていたRIKU(≠ベイリー)とWEESA(≠マリク)が、Astro9の料理担当・澤本夏輝(≠ハジメ)と共に、楽しそうにヘッドバンギングをする場面も。それ以外にも、さまざまな組み合わせでカメラや客席にアピールするメンバーが続出し、いくつ目があっても足りないほど見どころ満載のブロックとなっていた。そしてラストは、再びコンセプト衣装に着替えて、『BATTLE OF TOKYO』のエンディングテーマ「UNTITLED FUTURE」を歌唱。まだ見ぬ未来への希望を丁寧に歌い上げ、初日公演を締め括った。
小説『BATTLE OF TOKYO vol.5』が第一章完結を示したことで、スキル使いたちが追い求めた“ファイナル・ファクト”の謎は解き明かされたが、その先に待ち受ける未来は、彼らにも我々にもまだ分からない。だが、不確定の未来だからこそ、自分がなりたい自分を作り上げることができる――。そう語りかける声に、『BATTLE OF TOKYO』第二章への期待がますます膨らんだ人も多いだろう。なお7月26日からは、ROWDY SHOGUNのルプス(≠川村壱馬)を主人公としたスピンオフ漫画『BATTLE OF TOKYO 覚醒のルプス』(LINE漫画独占)が、ついに連載スタート。まずは同作を熟読し、次なるバトルに備えよう。
『BATTLE OF TOKYO~CODE OF Jr.EXILE~』ライブ写真
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