Aぇ! group 福本大晴、『ゲキカラドウ2』から『埼玉のホスト』へ ドラマ2クール連続出演、活躍の秘密は?

 7月26日より、Aぇ! groupの福本大晴がメインキャストとして出演するドラマ『埼玉のホスト』(TBS系)の放送がスタートする。7月18日には制作発表の配信が行われ、作品自体もNetflixでの先行配信が始まるなど、地上波での放送開始に向けて盛り上がりを見せている。主役の山本千尋演じる凄腕コンサルタントの荒牧ゆりかが埼玉のホストクラブを立て直していくストーリーの中で、福本はゆりかにスカウトされる農家の息子・岩槻キセキを演じる。俳優としての活躍も目覚ましい福本。その活躍の秘密は役への向き合い方にあるように思える。

 福本は前クールでジャニーズWEST・桐山照史主演の『ゲキカラドウ2』(テレビ東京系)に出演。桐山演じる猿川健太が勤める営業促進部に配属される社長の一人息子の鴨下晃を演じた。初めての連続ドラマへのレギュラー出演だった福本は鴨下を演じるにあたって、前シリーズを見ながら入念な準備をしたようだった。これまで、映像作品の出演より舞台経験のほうが多かったため「映像のお芝居が難しいなと改めて思ったのは、視聴者の皆さんに与える印象として表情がかなりの割合を占めることです。(中略)舞台でも表情は大切ですけど、どちらかというと声を届けることや体全体の動きを重点的にやるので、ドラマは全然違った課題があって、表情に苦労しました」(※1)と、映像作品ならではの難しさを語り、同じ演技の仕事でもドラマでは見せ方に苦労したと明かす。

  しかし共演した桐山は「個人で連ドラに出演するのが初めてと言っていたけど全然そんなことを感じさせず、Aぇ! groupが関西で頑張ってきただけあるなと感じました」(※2)と現場での福本を評価していた。鴨下は猿川とは正反対の、根性論が苦手で正直者すぎるがゆえに失礼な態度を取ってしまうこともある役柄。熱い猿川を面倒くさそうにあしらう鴨下を見て、桐山は撮影中に思わず「ムカつくわ~(笑)」と声を漏らすこともあり、福本が練りに練った役作りが功を奏したようだった。

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