新しい地図と日本財団による『LOVE POCKET FUND』、奥能登地震被害に関わる3団体へ支援決定 ホームページリニューアルも
新しい地図と日本財団が共同で運営する『LOVE POCKET FUND』(愛のポケット基金)が、令和5年奥能登地震被害に関わる3団体への支援を決定した。
令和5年5月5日に発生した石川県能登地方を震源とする地震により、最大震度6強が観測され、大きな被害が発生した。この地震により49人の人的被害、734件の家屋被害が報告されている(令和5年6月7日時点)。被害を受けた珠洲市を含む奥能登地域は、石川県内でも特に人口減少や高齢化が進んでいる地域。すでに被害への支援は行われているが、要介護者など災害弱者も多く、住民の中には今なお不安を抱えながら生活をしている人々がいる。
『LOVE POCKET FUND』では、未だ助けを必要としている人々のため、被災した地域の復興支援として3団体3事業へ合計300万円の支援を決定。支援する3団体には、看護師が被災住民や高齢者・障害者を訪問し、健康チェックや保健指導などを行い住民に寄り添う支援や、一般ボランティアには困難な屋根や壁への応急処置など、専門的な技術を用いて迅速な復旧を目指し支援を行う。
また、今回『LOVE POCKET FUND』の公式ホームページがリニューアル。それに伴い、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の直筆コメントを一新し、日本財団の笹川会長からも新しくコメントが到着した。『LOVE POCKET FUND』はこれからも、“生きにくさ”を抱えている方々や、子ども・地域創生に関わる支援を行っていく。新たな支援先や活動については、随時公式ホームページで発表する予定だ。
ホームページ掲載のコメント
稲垣吾郎
いつもご協力ありがとうございます。皆さんのやさしさによって多くの方たちが支えられています。
みんなが一緒なら乗り越えられる。誰もひとりにしない世界をこれからも一緒につくっていきましょう。
草彅剛
『LOVE POCKET FUND』に集まったパワーを、困っている人に届けましょう。僕達は一人ぼっちでは、ありません。
少しの思いが全てを変える、明日を生きるエネルギーになると信じています。集まりましょう!LOVE POCKET FUNDへ!
香取慎吾
あなたの愛が だれかの笑顔になる 一人じゃないって思える強さ やさしさのキャッチボール 一緒に始めましょう!
■令和5年能登地方地震被害に関わる支援先一覧
団体名:(特)災害看護研究所
主な活動場所:石川県珠洲市
事業費(円):1,000,000
対象者・件数:石川県珠洲市在住の要配慮者延べ100名
活動概要:
(1)高齢者や障害者等の被災住民に対する訪問、健康チェック、保健指導など
(2)公民館でのサロンや集会イベントなどの実施
団体名:(特)災害救援レスキューアシスト
主な活動場所:石川県珠洲市
事業費(円):1,000,000
対象者・件数:石川県珠洲市等の屋根被害家屋約40軒
活動概要:
(1)高所作業車を活用した屋根の応急処置
(2)危険家屋への応急的な補強
(3)被災家屋内外の一時的な応急処置
団体名:(一社)BIG UP石巻
主な活動場所:石川県珠洲市正院地区を中心とした地域
事業費(円):1,000,000
対象者・件数:地域内の被災家屋50軒
活動概要:
(1)屋根や壁の被害調査
(2)ブルーシート等を用いた雨漏りの応急対策
(3)ブロック塀の撤去及び修繕
(4)災害廃棄物の運搬
(5)屋内の応急修理
(6)珠洲市社協への被災者支援業務のノウハウの提供
■『LOVE POCKET FUND』公式ホームページ
https://love-pocket-fund.jp/