中居正広、卒業控えるKis-My-Ft2 北山宏光へのエール 『音楽の日2022』出演キャンセル当時の心境も明かす

 中居正広と安住紳一郎が司会を務める『音楽の日2023』(TBS系)が、7月15日14時から約8時間にわたってに生放送される。同番組の記者会見が6月12日に行われ、中居と安住が登壇した。

 『音楽の日』は、「音楽のチカラで日本を元気に!」という願いを込めて2011年から始まった夏の大型音楽特番。放送13回目を迎える今年のテーマは「GIFT ギフト」。応援歌やラブソングなど、アーティストが様々な「歌のギフト」を日本中に届ける。

中居正広

 本放送への抱負について、中居は「コロナが完全に明けたわけではないですけど、TBSのスタジオにお客さんも来てもらってご覧いただける場面もあるようなので、久しぶりにライブ感みたいなものを自分も楽しみたいなと思います」とコメント。安住は今年のテーマが「ギフト」であることを踏まえ、「豪華なアーティストたちからのプレゼントということで、これまでは様々な制限があったが、思い切って今年はディズニーからのギフトだったり、ミュージカル界からのギフトだったり、ダンスパフォーマーからのギフトだったりと趣向を凝らした企画があります。制作者一同、思う存分フルスイングという感じですね」と語った。

 中居は、昨年放送された『音楽の日2022』への出演を体調不良で見送ることに。記者に当時の心境について聞かれると、「僕がお休みした時にちょっとグズグズになってほしいなとか、ちょっとボロボロなった時に”中居の存在が際立つ”みたいな、『やっぱり中居がいないと……』みたいなことがあるといいなと思っていたんですけど、ソツなくやってることにビックリしちゃって。途中で自分がいないことも忘れさせてくれるような番組でした。大変だったと思いますよ、(出演キャンセルになったのが)2日前だったんで」と関係者への感謝を述べる。安住は中居の出演がキャンセルになった当時の状況を振り返り、「何となくもう(スタッフ同士の)意思疎通ができていたので、亡き監督の教えみたいな、ここはこうだろうと。中居さんだったらこう判断するとか、みんなで話し合いながらやってきました」と裏話を明かした。

 出演者はまだ発表されていないが、8月31日にジャニーズ事務所を退所するKis-My-Ft2の北山宏光が『音楽の日』に出演するのは今回が最後になるかもしれない。中居は「最後にならないでしょ。来年は1人で出るかも知れないし、北山が1人で出る可能性もあるよね? それはお迎えしますよ、もちろん。お前どんなツラして来るんだって」と冗談混じりで語り、「最後と言っても、僕らが担当している『音楽の日』が最後というだけで、8月いっぱいまでありますから。キスマイの7人のエンタメは残り2カ月ですけど、それはじっくり拝見させてもらおうかなと思います。じっくり見ますよ、プレッシャーをかけます。ちゃんと見せてくれよ」とエールを送った。

安住紳一郎

 最後に中居は「アーティストが持ってきたギフトを、僕と安住、番組側で贈り届けるような形になると思います。“音楽の力”というものは、僕らにもわからない。アーティストたち自身にも理解できない力があると思います。ぜひともじっくりと、休み休みご覧いただきたいなと思います」と語った。

 安住は「もともと2011年の東日本大震災をきっかけにスタートしたということが、今もこの番組の太い柱になっている。日本を代表するエンターテイナーのみなさんが力を合わせて今年も行うということで、いつも以上に力が入っています。ぜひそのあたりも楽しみにしていただきたいと思います」と語りながら、コロナ禍で制限のある生活を送っていた人たちへの「ギフト」であることもアピール。中居は「“いつも以上に”というのは来年も言うかも知れないので気にしないでください。今年は今年のマックスで」と訂正を入れ、相変わらずの名コンビぶりを見せた。

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