“乃木坂46公式ライバル”僕が見たかった青空、メンバー発表会で成長を誓う デビュー曲センターは東京出身16歳の八木仁愛

 乃木坂46の公式ライバルグループのメンバー発表会が本日6月15日に都内で行われた。応募者3万5678名の中から選ばれたメンバーは23名、グループ名は「僕が見たかった青空」である。

 「メイドインジャパン」のエンターテインメントやコンテンツパワーの強化をコンセプトとした企画「がんばれ!ニッポンのアイドル」の第1弾として始動した今回のプロジェクト。プロデューサーを務めるのは、AKB48や乃木坂46などと同様に秋元康。今回の発表会は現地に集まった関係者のほか、YouTubeなどでも生配信され、いち早く注目するファンがその模様を見守った。

僕が見たかった青空

 ステージへの登場と合わせてメンバー一人ひとりが行っていく自己紹介は、「出身地、氏名、年齢」を伝えるシンプルなもの。先陣を切った青木宙帆を筆頭にして全体的に堂々とした印象が強く感じられた。だが、その中にも木下藍を皮切りに、金澤亜美、須永心海など、緊張のあまりに泣き出してしまうメンバーも。現地は関係者のみということもあり、言わば記者会見に近いかしこまった空気が流れており、各種SNSでも中継が行われていることをメンバーたちは知っている。緊張や不安が込み上げてくるのは当然だ。そんな中、現地の空気を和ませていたのが杉浦英恋。登場から手足が同時に出るだけでなく、自己紹介後のお辞儀のタイミングも独特だったからだ。列の手前にいた秋田莉杏、今井優希も思わず笑みを浮かべていた。

 発表会ではグループ名「僕が見たかった青空」とその略称「僕青」だけでなく、8月30日にリリースとなるデビューシングルタイトル「青空について考える」と楽曲のサビが公開となった。センターを務めるのは、八木仁愛。「プレッシャーを感じている部分もあるんですけど、このグループは23人でひとつのチームだなと思うので、みんなで力を合わせて精一杯頑張っていけたら」と涙ながらに意気込みを伝えた。また、今回の会見でマイクを握る場面が多かった柳堀花怜は続けて、「23人でひとつのグループだからこそ、仁愛ちゃんを支えていけるように、最強のチームワークを作っていけたらいいなと思っています」と代表で挨拶をし、八木と顔を見合わせてから「よろしくお願いします」と声を揃えた。

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