BTS SUGA、坂本龍一は「以前から知り合いだったかのような方でした」 『オールナイトニッポンGOLD』で語るアルバム秘話

 神奈川県・ぴあアリーナMMにて、6月2日から3日間の日程でワールドツアー日本公演『SUGA | Agust D TOUR in JAPAN』を開催するSUGA。5月31日に日本に到着した彼が今回、ニッポン放送で6月9日22時からに放送される『BTS SUGAのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)において、日本では初となるラジオパーソナリティを務める。

 それに伴い、5月31日にニッポン放送イマジンスタジオにて番組の事前収録が実施され、およそ20分にわたるSUGAの単独出演パートがメディア向けに公開された。本稿ではその様子をレポートする。

 有楽町にあるニッポン放送地下2階のイマジンスマジオ。颯爽と現れたSUGAは白のインナーに黒のパンツとジャンパーを合わせたクールなファッションに身を包み、駆けつけたメディアを見渡しながら、まずはフォトセッションに臨んだ。

 その後すぐに、ラジオ本編の収録へ。SUGAは「皆さん、こんばんは。BTSのSUGAです」と、番組冒頭の挨拶を日本語でスタート。オールナイトニッポンでおなじみのタイトルコールを終えると、今回のラジオ収録にアシスタントとして同席するラジオDJの古家正亨を紹介した。対面で会うのは2019年ぶりだという2人は、約4年ぶりの再会を喜び合ってから、およそ20分間にわたる収録を行った。

 古家から「日本で初めてラジオパーソナリティを単独で行うということで、どんな気持ちですか?」と聞かれると、SUGAはトークの一部を韓国語で行うことを心配しつつも、「ラジオはとても好きなので。コンテンツの中でもときどきやったりしています。おもしろいですよね。放送局でラジオをするのは久しぶりです」と、収録に臨む心境を語った。

 日本のカルチャーについて話題が及ぶと、SUGAは来日中に「お寿司をたくさん食べたい」と、「おまかせのお寿司屋さん」を3軒予約してあるというエピソードを披露。「お寿司を毎日食べることになりそうです」と、静かな喜びをにじませて語った。

 日本のカルチャーに関連して、SUGAが子どもの頃によく読んだという『SLAM DUNK』(集英社)についても言及した後、古家のトークからSUGAのワールドツアー日本公演に関する話題へと移行。日本で久しぶりにコンサートを行うことについて、SUGAは「(日本のファンの)状況がどう変わっているのか分からないです。僕が事務所から伝え聞いたところによると、日本でも「Dynamite」の前と後ではファン層が大きく変化しているそうですね。どのようにファンの皆さんの傾向が変わっているのか、楽しみにしています。早くライブがしたいです」と、前向きな気持ちを語った。

 ここで古家から、今回のラジオに登場するスペシャルゲストの告知が。メディア向けの公開収録が終わった後、ミュージシャンで音楽プロデューサーの小室哲哉との対談パートを収録予定であることが告げられると、SUGAは「すごいプロデューサーの方だと聞いています。僕自身もプロデューサーなので、音楽の話とか、いろいろな話ができたら楽しいだろうなと思います」とコメント。小室との対談を楽しみにしながら、番組内で流す楽曲の紹介を行った。

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