MAZZELメンバー紹介第2回:RAN、SEITO 時にグループの空気を締め、時に和らげる存在に
SEITO
『THE FIRST』に応募したかったが、当時は他の事務所に所属していたため、参加は叶わなかったというSEITO。「『THE FIRST』に出られないことで家に籠ってしまい、ポジティブな人間だったのに、そこからネガティブになってしまった」と言っていたほど、強い想いを持っている。
SEITOはMAZZEL所属までにもさまざまな芸能活動を行っており、個人でのアーティスト活動の経験もある。ポジティブな人間だった、と本人が言うようにさまざまなことに意欲的だ。
まず、特筆すべきはダンススキルだろう。中学生のころにはブレイクダンスの大会で全国優勝も果たしている実力の持ち主。『MISSION×2』にはダンスに長けている参加者も多かったが、その中でもさまざまなものを吸収し、さらに成長していたように見える。
歌唱については、SKY-HIからラップについて指摘を受ける場面もあったが、へこたれることなく真摯に取り組む姿が印象的だった。BMSGのトレーニーであったことから、スタート位置はリードしていたSEITO。視聴者からの期待も高かったが、そこを見事にクリアしてみせた。
そして、SEITOの優しい人柄はグループにとっては大切な要素となるだろう。デビュー決定時には「お母さんお父さんの顔が浮かんだ。早く報告したいな、と思った」と満面の笑みをみせていた。その柔らかな空気はこれからの活動で重要になるはずだ。
RANとSEITOの存在は、時にグループの空気を締め、時に和らげるのではないか。新しいグループのスタートに欠かせないメンバーとなりそうだ。
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