INI、YouTube“テスト企画”好評の鍵を西洸人が握る? メンバー11名のみで成立させるバラエティセンスの良さ
企画の鍵を握っているのが、進行役を務める西の手腕だろう。限られた収録時間の中で滞りなく企画を進めながらメンバーのボケにも鋭いツッコミを入れ、自分自身がボケることも忘れない。最年長ということもあり進行役を任されやすい西だが、板についた“先生役”を見れば、個性溢れる生徒たちをまとめる勉強コンテンツの進行役は西以外考えられないと言っても過言ではないだろう。一方、西と同い年でリーダーの木村柾哉はと言うと、年下メンバーと一緒に生徒役として参加。ファンの間で“キム西”としても知られる最年長コンビの相方・西からのツッコミにも嬉しそうに応えつつ、全力で問題に挑む姿が印象的だ。
INIでは真ん中の世代に当たり、いわゆる中間管理職のポジションでもあるメンバー6名は、バラエティでもとにかく個性の塊。どんな問題もスマートにこなし、安定した実力を発揮していく許豊凡、持ち前の諦めない精神で分からない問題もなんとか埋めてみる粘り強さを見せる田島将吾、機転を利かせて実技テストを突破した髙塚大夢、そして、木村と並んでネクタイの結び方が綺麗なメンバーに認定された後藤威尊など、順調な雰囲気を窺わせる。しかし、“おざまき”の愛称でお馴染みの尾崎匠海と藤牧京介は、1年前の学力テストに引き続き珍回答を連発。いつもはグループを牽引する歌声を持ちながら、お茶目な一面を見せる二人には、愛おしさを覚えるファンも多いことだろう。
さらに、いつも予想だにしない角度からバラエティ力を発揮するのが年下組に分類される佐野雄大と池﨑理人だ。名刺交換の実技テストでは、佐野は「おばあちゃんを助けておんぶしたら名刺をスられていた」と独自の理論を展開。池﨑は「名刺を忘れてしまった時の対応」としてまさかの即興ダンスを披露し、斜め上からの対応で“大型新人”ぶりを見せた。グループのマンネ(末っ子)である松田迅は、年上メンバーの回答にバッサリとツッコミを入れながらも総合点は上位にランクインし、全体として頼もしい活躍ぶりを見せた。
このように、ステージに立った時の高いパフォーマンス力のみならず、バラエティ企画での才能も発揮するINI。素の表情を見せ、誰よりもメンバー自身がその空間を楽しんでいる姿はステージ上と良い意味でギャップがあり、INIのメンバー一人ひとりを好きになってしまうような魅力がある。YouTubeチャンネルでは株式会社INIシリーズの社内レク編も公開中。またメンバーの新たな魅力を発見できることを楽しみにしたい。
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