神田沙也加とのユニット ALICesとしても活動 黒崎真音の突然の訃報に冨田明宏、緒方恵美らから悲しみの声

 黒崎真音が、2月16日に持病の悪化に伴い死去した。これは所属事務所が2月28日に公式サイトで発表し、スタッフによる公式Twitter・黒崎真音Info&Newsでも「黒崎真音を応援して頂いたファンの皆様、関係者の皆様へ」として声明文を掲載した。

 声明では「自身の映画の公開、夏以降のスケジュールや新曲の発表など、今後の事を話し合っていた中での突然の出来事でした。あまりにも突然のことで社員、スタッフ一同深い悲しみに包まれております」と、辛い心境を綴り、通夜並びに葬儀は近親者のみにて執り行われたことを報告。最後に「今まで黒崎真音を応援して下さったファンの皆様、関係者の皆様に心より感謝いたします」と記した。

 黒崎は、2010年にテレビアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のエンディングテーマを収録したアルバム『H.O.T.D.』でメジャーデビュー。2012年のテレビアニメ『薄桜鬼 黎明録』の主題歌「黎鳴 -reimei-」で、自身初となるアニメのオープニングテーマを担当。MOTSU、SAT(八木沼悟志)とMAON名義で音楽ユニット・ALTIMAや神田沙也加とのユニット・ALICesとしても活躍した。

 黒崎の才能を見出し、プロデューサーを務める冨田明宏は、「黒崎真音と過ごした日々は、きっと永遠に忘れないでしょう。ずっと思っていたのに、照れ臭くて一度も言えなかったことですが。私を音楽プロデューサーにしてくれたのは、最初にプロデュースを任せてくれたあなたでした。本当にありがとうございました。そのうち忘れ物返しに行くので。またね。」とツイート。

 黒崎が黒崎真音×TRUSTRICKとしてOPテーマを担当したTVアニメ『ダンガンロンパ』で声優を務めた緒方恵美は「今頃、沙也加ちゃんと会えてるかな。そっちじゃなくてこっちで聴きたかったよ。2人の歌声を。楽しそうに歌う姿を。2人とも早すぎた。私の後でしょ、、、次の楽曲を作っておいて。もう少しで聴きに行くよ。ゆっくり休んでください。真音ちゃん。」とツイートした。

 他にも、親交のあるアニソンシンガーの佐咲紗花、KOTOKO、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記などがSNSを通じてコメント。突然の別れに、関係者やファンから驚きと哀しみの声が続いている。

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