SixTONES、『ザ少年倶楽部』だからこその特別なステージ 後輩とのコラボ、他グループの楽曲披露で見せてきた一面

 また、7 MEN 侍、IMPACTorsが参加して盛り上がったのが昨年9月2日の放送回で「PARTY PEOPLE」を披露したときのこと。歌い出しのジェシーを筆頭に、メンバーの歌声がテンション高く感じていたが、落ちサビの直前に7 MEN 侍、IMPACTorsが登場し、その理由が分かったような気がした。

 彼らのすぐ後ろで飛び跳ねる中村を筆頭に、カメラもIMPACTorsの影山拓也や、松井奏と横原悠毅のペアにフォーカス。基俊介や椿泰我らがカメラそっちのけで弾ける姿からも、楽しいステージであることが伝わってきた。曲終わりにはすかさず松村北斗が2組の名前を呼んで紹介していたのも微笑ましい。先輩・後輩がステージでコラボレーションする姿を毎週楽しめる貴重な機会だ。

 普段はクールでミステリアスな世界観を打ち出すことが多いIMPACTorsも、「PARTY PEOPLE」というまた系統の違う楽曲から新たな魅力が引き出されていたのも印象的だ。

 同放送回では、京本大我がKinKi Kidsの「青の時代」を大橋和也(なにわ男子)、ジャニーズJr.メンバーと共に披露。後輩たちが歌い続ける中、サビで大橋と共に後ろから登場した京本は圧倒的な歌唱力を示した。翌週、9月9日放送回では、ジェシーがジャニーズJr.の大東立樹とKinKi Kidsの「Anniversary」を披露。丁寧に歌い上げるジェシーの歌声と、大東の堂々とした姿はもちろん、2人でハモるパートでは向かい合って当時17歳の大東を優しく見つめるジェシーの視線が印象的だった。

 このほかにも直近では、高地優吾が「雨」、森本慎太郎が「PINEAPPLE」とV6の人気曲をそれぞれ披露。ライブやアルバムではユニット曲を披露しているだけに、ソロはより一層貴重だ。

 また、2月24日放送回では松村北斗と道枝駿佑(なにわ男子)が司会を務めることが発表された。これまで雑誌の伝言板コーナーでメッセージを交わしてきた2人の共演がようやく実現する。両者とも司会のイメージはあまりないかもしれないが、それぞれラジオ経験を重ねているだけに、どんなトークを繰り広げるのか、“化学反応”を起こしそうな2人に注目したい。

 音楽番組では表題曲を披露することが多いが、SixTONESの音楽の魅力が詰まったアルバム収録曲やカップリング曲のパフォーマンスが見られるのは『ザ少年倶楽部』ならでは。SixTONESの楽曲だけではなく、他のグループの楽曲や、後輩メンバーとのコラボレーションが実現できる場がひとつでも多く増えることを願うばかりだ。

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