稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾、仲間との温かな交流が健やかさの秘訣? 「カラダ作り部」も始動した2月の『ななにー』

 長い付き合いといえば「ななにー控え室」では、キャイ~ンと草彅・香取の気心知れた間柄を改めて感じることができた。まずは、草彅に『罠の戦争』の感想を述べたくて仕方ないウド鈴木。鷲津の鷲、蛯沢の蛯、犬飼の犬……と、役名に動物の名前が入っていることに気づいたというウド鈴木に、よく見てくれてうれしいと喜ぶ草彅。さらに“「津」や「沢」と水に関連する文字も何か意味があるのでは?”と考察するウドに、「全然関係ない」と今度は大爆笑。気づけばテーブルの周りをぐるぐると走り回る2人が、いつまでも変わらぬ少年のようで微笑ましかった。

 対して、天野ひろゆきは香取のソロライブを観覧した日に、感激したあまり香取になりきって詩を書いたのだというエピソードを明かす。それが嬉しくもちょっぴりどう反応して良いのか困ったように笑った香取だったが、「ねえ、マイケル。月を歩くあなたに憧れて」という一節を即興で歌ってみせるあたり、なかなかのノリ気だ。もしかしたら、いつか作品に!? なんていう楽しみもできた。

 そんな彼らのやりとりを見ながら、稲垣が「インテリゴロウ」で「やっぱり人との出会いだよね」と語った言葉が染みた。この言葉は、昨年18歳で文藝賞を受賞した小説家の日比野コレコが、稲垣に自分の身の置き場について相談したときに回答として出てきたもの。

 稲垣も日比野と同じように学校の教室には居心地の悪さを感じていたと振り返る。そんな稲垣が、草彅や香取たちと出会い、芸能界で居場所を見つけられたこと。もちろん、順位を決められたり、難しいオーダーに直面したりと楽しいことばかりではない世界ではある。だが、それでも「人の心の中を救うのは人の心」だというのだ。

 これほど長くアイドルを続けてきた彼らの周りにはいつも奮い立たせる温かな交流があったのだろう。出演ドラマの考察をしたり、詩を書いたりするキャイ~ンのみならず、彼らのステージに足を運び大きな拍手を送ったり、画面の前で応援し続けているNAKAMAの存在もそうに違いない。

 徐々に有観客ライブが解禁されている今、『ななにー』のライブも久しぶりにNAKAMAが観覧できるようになってほしいし、彼らが全国へとロケに飛び出してほしい。その日のためにも、やはりみんな健康で。まずは、鼻から10秒吸って口から15秒かけて吐き出す深呼吸から、がんばりましょう。

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