櫻坂46、2023年はパフォーマンスグループとして飛躍なるか 卒業ラッシュ&東京ドーム公演経て見えた新たな道筋

 先日放送された櫻坂46の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)にて、2月15日に発売される5thシングルのフォーメーションが発表された。前回の4thシングル『五月雨よ』の選抜ではセンターにグループ最年少の山﨑天が選ばれたことや、8月に発売した1stアルバム『As you know?』のリードトラックではWセンターという新しい試みも見られていたことから、今回の選抜は大きな注目が集まっていた。

櫻坂46『五月雨よ』

 そんななか今回センターに抜擢されたのは二期生の守屋麗奈。守屋は2020年にグループに加入した比較的活動歴の浅いメンバーだが、昨年から今年にかけて多数のメディア出演を経験したことで大きな飛躍を遂げている。この人選からも、いよいよグループが次のステージへと向かおうとしていることが見て取れる。三期生の加入を控え、グループとして転換期となりそうなこのタイミングで、改めて櫻坂46の2022年の活動を振り返っておきたい。

 2022年の櫻坂46の楽曲のリリースは、シングルでは4月に発売した4thシングル、アルバムでは8月に発売した1stアルバムのそれぞれ1枚ずつ。例年通り2作のリリースにとどまったものの、ライブ映像作品も2作(『1st YEAR ANNIVERSARY LIVE 〜with Graduation Ceremony〜』、『櫻坂46 RISA WATANABE GRADUATION CONCERT』)を発売したことで、作品のリリース自体は絶えない1年であった。

 一方で、ライブ活動には全力で精を出していた。1月に開催したフォーメーションの3列目メンバーによる『BACKS LIVE!!』をはじめ、5月は『渡邉理佐 卒業コンサート』、夏には『W-KEYAKI FES. 2022』を行い、9月は全国ツアー『2nd TOUR 2022 “As you know?”』を開催。最終日の東京ドーム2days公演にてこのツアーを完走させた。さらに12月には恒例となっている周年祭『櫻坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY 〜Buddies感謝祭〜』を日本武道館にて行うなど、ライブイベントに積極的に取り組んだ1年となった。

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