JO1、早くも来年二度目の『紅白』出場狙う デビュー曲披露に「無限の可能性が伝われば」

 12月28日より、12月31日放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)リハーサルが行われている。出場アーティストたちの会見とリハーサルの模様をお伝えする。

JO1

 2019年、およそ6千人が応募したオーディション番組『PRODUCE  101 JAPAN』(GYAO!)を勝ち抜き、2020年にデビューを果たした11人組ボーイズグループ・JO1は、デビュー曲「無限大」で『紅白』初出場を果たす。歌やダンス未経験のメンバーもいたなか、地道に磨き上げてきたパフォーマンス。持ち味とするシンクロ率の高いダンスを武器に、いざ『紅白』の大舞台へ。ステージの感触を確かめるように、真剣な表情で挑んだリハーサル。サウンドアレンジにも注目だ。

 金城碧海を先頭に笑顔で会見場に姿を見せたJO1。意気込みについて、リーダーの與那城奨が「僕たちにできることは、みんなを元気にすること。全力でパフォーマンスしますのでよろしくお願いいたします」と力強く語ると、大きな声ではきはきと返事をしていた大平祥生を筆頭に「お願いします!」とメンバーがみな言葉を続け、深々とお辞儀。続けてリハーサルの手応えについても問われた與那城は、メンバーたちの顔を見ながら「あっという間。だんだん緊張してきて、本番に間に合うのかな」と思ったそうだが「やり切ります」と言い切った。

 「無限大」という楽曲について、同曲でセンターを務める豆原一成は「初めての『紅白』で『無限大』を歌えることがうれしい。僕たちの無限の可能性がテレビの前のみなさんに伝われば」とメッセージを。また、デビュー3年目にしてようやく叶った初のアリーナツアーの成功を踏まえ、2022年の手応えを聞かれた川尻蓮は「ファンの皆さんに直接会う機会が増えた1年だった。結成4年目に入り、世間もそうですが変化を感じる1年だった」と振り返る。

 『紅白』出場を決めた今、次の目標について聞かれると「もっと大きな会場でどんどんライブをしたい。まだ行けていない地方に、どんどん遠征していきたい」と與那城。「それと『紅白』2回目!」と佐藤景瑚が付け足し、笑いを誘った。今年のJO1を表す漢字は「進」。「前進し続ける。歩みを止めず、いろんなことに1年間、挑戦してきた。だから『進』です」(與那城)と、充実の1年を振り返るとともに、今後のさらなる前進を誓った。

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