2023年にはUVERworldも開催へ 乃木坂46、関ジャニ∞、Mr.Children……日産スタジアムでのライブが与えるインパクト

 11月27日に開催されたSEVENTEENのツアー『SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] – JAPAN』東京ドーム公演。そこで次の日本公演の目標として掲げたのが日産スタジアムだった。日産スタジアムと言えば、東京ドームの55000人を凌ぐ72000人ものキャパシティを誇る日本最大の会場だ。国民的な認知を得た上で、強固なファン層を築きあげなければ到達できない日産スタジアムは韓国のグループから見ても大きな目標として明快かつインパクトがあることが分かる。

 コロナ禍の影響もあってかここ数年は同会場でライブ開催はされていなかった。しかし今年は満を持して様々なアーティストのライブが行われた。5月14日、15日に乃木坂46はデビュー10周年を記念した『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』で初めて日産スタジアムのステージに立ち、これまでの活動を総括するようなライブを披露。そして関ジャニ∞は7月16日、17日に、グループ名にちなんだ18周年を記念した『18祭』でこちらも初めての日産スタジアム公演を開催した。ジャニーズ事務所所属のグループではSMAP以来16年ぶりにこの会場に立つことになり、大きな話題を呼んだ。

関ジャニ∞ - がむしゃら行進曲 (from KANJANI∞ STADIUM LIVE 18祭)

 Mr.Childrenはデビュー30周年を記念した『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』ツアー終盤、6月11日、12日に日産スタジアム公演を行った。ドーム公演では演奏されなかった曲も多く披露する特別な夜かつ、記念碑的なライブとなった。Mr.Childrenは2004年からこれまで合計10回(5ツアー)ものライブをここで開催しており、今回の2日間で12回目(6ツアー目)の日産スタジアム公演を達成し、最多回数となった。

 B’z、SMAP、サザンオールスターズ、Mr.Children、ゆず、GLAY、EXILE、X JAPAN、L'Arc~en~Ciel、矢沢永吉、AKB48、ももいろクローバーZ、東方神起、SEKAI NO OWARI、福山雅治、BUMP OF CHICKEN、ケツメイシ、乃木坂46、関ジャニ∞……これまでに日産スタジアムでライブを行ったアーティストは19組(無観客では藤井風も開催)。名実を兼ね備え、さらにライブパフォーマンスも高い評価を受けているアーティストばかりだ。即席の人気だけでは到達し得ないステージだということがよく分かる。

関連記事