2022年の『紅白歌合戦』は新時代の台頭告げる面々に? Ado、Creepy Nutsらの出場可能性も予想
広瀬香美、水カン、SEKAI NO OWARIらTikTokでのヒット勢
1993年発表の「ロマンスの神様」がリバイバルヒットし、TikTokの2022年上半期トレンド大賞に輝いた広瀬香美はどうだろうか。同曲がリリースされた当時はスケジュールの都合で出場がかなわなかったと言われている。以降も毎年のように名前が挙がっていたが、実は一度も出ていない。ただ、「ロマンスの神様」が現在の若者たちにも親しまれていることから、タイミング的にも今回がベストではないだろうか。振付を考案したTikTokクリエイター・タイガとのコラボパフォーマンスを期待したい。
2022年を代表するミュージシャンといえば、水曜日のカンパネラもそのひとりである。2月にリリースされた「エジソン」は中毒性のある楽曲とダンスのステップがじわじわと広がり、TikTokを中心に大きなバズへとつながった。MVも3000万回以上の再生数を記録し、YouTubeの「人気のミュージックビデオ」にも長期間にわたって上位にランクインしている。
すでに「内定」報道が出ているSEKAI NO OWARIも、今年は「Habit」が大ブレイク。インパクトのある歌詞とキャッチーでコミカルなダンスがTikTokなどで人気を集め、2022年を代表するヒット曲の一つになった。今回出場が決まれば4年ぶりの返り咲きに。ダンスパフォーマンスがどう披露されるのかもポイントだ。
ちなみに筆者が個人的にこの人が出場すればSNSのトレンド入り間違いなしだと考えているのが、演歌歌手の大江裕。2018年に『紅白』初出場を果たしている大江。2022年はバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の7月13日放送回の企画「大江裕なら裏の顔がどんなにヤバくても、さほど違和感なく受け入れちゃう説」でドッキリの仕掛け人として登場して、SNSを騒然とさせた。放送後はネットニュースにも数多く取り上げられ、強烈なインパクトをのこしたことが記憶に新しい。
ほかにも、再始動を宣言した中森明菜、12月31日から活動休止予定の氷川きよし、デビュー25周年の記念イヤーを迎えているKinKi Kids、昨年11月のデビュー以降支持を広げ続けているなにわ男子、今年からフェーズ2の活動をスタートしたMrs. GREEN APPLE、メジャーデビュー後着実に人気を得ているマカロニえんぴつ、武道館公演を成功させた緑黄色社会など、動向が気になるミュージシャンが目白押し。当記事の予想が当たるかどうかは分からないが、いずれにせよ、出場者のパフォーマンスは例年以上にSNSなどで話題になるのではないだろうか。