King & Princeに先輩たちがそれぞれの立場から送ったエール 東山紀之、中丸雄一、風間俊介、小山慶一郎らの発言から見えること

 激震が走った11月4日深夜。大きなうねりを前に、いまなお受け止められずにいるファンがほとんどではないだろうか。何もできずにいることをもどかしく思ったり、彼らのために何ができるだろうと考えるファンも多いだろう。彼らが本気で取り組んできたように、ファンだって夢中になって応援してきたのだ。そんなファンに、同じジャニーズ事務所で活動する先輩たちの言葉は愛と説得力を持って届いたはずだ。

 今後もしかしたら、真偽不明な情報や配慮に欠ける情報を目にするかもしれない。また想像や憶測による投稿を目にすると、どうにか保っていた気持ちが揺らいだり、複雑な感情にさせられる。しかし、これまで彼らが見せてくれた景色、彼らが伝えてくれた言葉、ファンが受け取ったメッセージ、彼らとファンが共有した時間は嘘でも幻でもない。素直に目の前の仕事に向き合って努力を続けてきた彼らが見せてくれた景色。一つひとつを感じて胸に刻みながら重ねてきた軌跡は大切に守りたい。

 デビュー発表時に、“初代リーダー”の岸優太が「邁進一筋」と目標を掲げていた。メンバーそれぞれが努力を重ね、時には悩みながら過ごしてきた道。20代半ばという若さで大きな決断と覚悟を決めた彼らをまっすぐに応援したい。

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