ツキプロ所属 ROCK DOWN×VAZZY、『VAZZROCK THE ANIMATION』で切磋琢磨する姿 楽曲にも感じるグループの個性
そんな2ユニット12人のメンバーだが、彼らは一目見ても分かるように個性派揃い。芸歴も年齢も異なる面々を中心に描かれる今作は、チームとしての一体感や結束力だけでなく、それぞれのキャラクターも取り上げられている。アニメのエンディングテーマにしても、『TSUKIPRO THE ANIMATION』ではユニットごとに歌唱していたが、今作では毎話異なるソロ楽曲となっている。物語だけでなく、楽曲でもそれぞれの個性が感じられるだろう。
これまでボカロPを起用した楽曲や爽やかなJ-POPなど様々なジャンルに取り組んできたツキプロだが、今回はどちらのユニットもロックチューンが中心に。その中でもアニメのオープニング曲となっているROCK DOWN「Asterism⁂」は疾走感のあるギターと重心低めなサウンドが鳴り響くロックチューン、VAZZY「Fly High」は爽やかで軽やかさのある楽曲で、そんな違いもグループの雰囲気の違いを表現しているようだ。
切磋琢磨しあう2組の姿も、メンバーの個性も描かれる『VAZZROCK』。物語はこれから、彼らが控えているフェス『VAZZROCK LIVE FLAWLESS』へと近づいていく。