『青春スター』からデビュー果たしたTOP7が初来日公演 日本人メンバー カズタによる伝説の「My House」も

『青春スター』TOP7初来日公演レポ

 制服ルックで登場したn.SSignの次のステージは今までとは違い、愛嬌ある雰囲気。かっこよさだけでなくかわいらしさ、コミカルさも表現できる幅広い実力を見せ「Candy」(H.O.T)、「In Summer」(DEUX)を披露した。ヒウォンの舞台慣れを感じるレベルの笑顔と安定したパフォーマンス、ドハの心から楽しんでいるような表情と完璧な歌声が印象的だ。

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 番組でも高評価だったジョンハンの自作曲「サンドバッグ」は、彼らしく優しさとポップなイメージが共存する曲。客席に手を振り、近くから遠くまでファンサービスを忘れない余裕まで見せていた。シニョンのソロステージ「emory Of The Wind」(ナオル)は、しっとりと、そして低音から高音まで完璧な守備範囲であることがわかるものだった。どの音も外すことなく最後まで歌い上げた。

 続いたミニコーナーで12月の来日コンサートを告知し会場を沸かせたn.SSignは、本選でも披露した「Love like Oxygen」(SHINee)のステージへ。続く「SORRY, SORRY」(SUPER JUNIOR)はK-POPシーンの中でも伝説的な曲というだけあり、観客のテンションも最高潮。ジュニョクのセンターで始まると、曲にピッタリ合った表情やパフォーマンスで観客の目を奪った。

 ジヒョン、テヒョン、そしてシニョンとヒヨンによる実力派のステージがフィナーレへのバトンを繋いでいく。最後はn.SSignによる「Sherlock」(SHINee)。イントロの群舞もぴったり揃っており、全員のテクニックがよく見える舞台だった。

 アンコールは2回目の「Another Day of Sun」を全員お揃いのTシャツで披露。客席全体に手を振る出演者たちに、観客も応えるように手を振っていた。

 会場全体がオンラインでは感じられないコミュニケーションを楽しみながら、約3時間を過ごした一夜。どこか文化祭の後夜祭のような雰囲気で、まさに青春を謳歌しているようなステージだった。「また12月に!」と言っていたカズタの言葉も楽しみに、これからも『青春スター』とそのファンたちの“青春”はずっと続いていくだろう。

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