BTS JUNG KOOK、グループの中で増していく心強い存在感 “黄金マンネ”っぷりが輝く1年へ
BTSのJUNG KOOKが、9月1日に25歳の誕生日を迎える。今年は「Special 8 Photo-Folio Me, Myself, and Jung Kook ‘Time Difference’」の発売も控えているため、ARMY(BTSのファン)にとってはより特別な1日になりそうだ。
「Special 8 Photo-Folio」とは、BTSがスタートした新プロジェクト。メンバーごとに発表される7人分とチーム団体、計8種のグラビアが順次発表されていく予定だという。“BTSの1人ひとりがどんなアーティストなのかを伝えていきたい”と始まった、ソロ活動の充実化。今回のプロジェクトは、そんな願いを実現すべくメンバーがコンセプト、衣装、小物など企画段階から参加するセルフプロデュースものとなっている。そのトップバッターを務めるのがJUNG KOOKだ。JUNG KOOKが挑んだコンセプトは“ヴァンパイア”。太陽光に弱りながらも、空腹と力への欲望をみなぎらせ闇の中で完全体になっていく美しく魅惑的な姿を表現していくという。
YouTubeの公式チャンネルには、ビハインド動画「Me, Myself, and Jung Kook ‘Time Difference’ Production Film」も公開され、JUNG KOOKの作り手としての眼差しにも触れることができる。衣装にはフリルをつけ、光沢が強すぎないレザーを用いて……と、イラストを描きながら、あるいは実際に服を試着しながら具体的に指示を出し、さらに撮影した写真のセレクトやティーザー映像の編集にも目を通す。
「1人でこうやって(作業)するのは初めてなので、すごく照れくさいですし、慣れません。ですが、一方では新しくて集中できる気がします」と手探りながらも、徐々に表現したいものを見据えながら冷静にプロジェクトを進めていく。その頼もしい姿に、改めて「黄金マンネ(末っ子)」という言葉がぴったりだと思わされる。
高い歌唱力、その歌声がブレることのないキレのあるダンス、そしてバラエティではゲームやスポーツにも全力で取り組み器用にこなしていく。そんなパーフェクトな姿から浸透した「黄金マンネ」だが、最近ではその響きがまた異なってきたように思う。