JO1、激しいダンスナンバーだけじゃない 至極のバラード曲で聴かせる繊細な表現に注目
いよいよ9月3日からJO1初のアリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR 'KIZUNA'』がスタートする。追加公演含め、5都市13公演で行なわれるライブでどんな楽曲が披露されるのか、今からワクワクしている方も多いだろう。JO1といえば、アップテンポの楽曲を11人が代わる代わる歌いつつ、激しいダンスを見せるというパフォーマンスのイメージが強いかもしれない。だが、彼らのバラード曲もまた至極である。
例えば、8月16日にJO1公式YouTubeに『めざましライブ』でのパフォーマンスが期間限定でアップされた「ZERO」。ダンスパフォーマンスはなく、歌声はもちろん一人ひとりの表情までしっかり楽しめる映像になっている。その様子からは、それぞれのパートを自分なりに噛み砕いて表現していることが伝わってくる。今のJO1の状況、そしてJO1からJAM(JO1ファンの呼称)への思いがわかる歌詞も噛みしめることができる動画だ。
そして、7月12日にアップされた「'Blooming Again' studio ver.」は楽曲の雰囲気に合った作品。彼らが持つ儚さや美しさ、上品さ、優しさなどが歌声と映像に表れていると言えそうだ。その中にも堅い意思が感じられるのは、JO1ならではだろう。しかもメロディラインの歌声だけでなく、柔らかなラップや絆が感じられるハーモニーも同曲における重要なチップスになっている。
JO1初主演ドラマ『ショート・プログラム』(Amazon Prime Video)主題歌「Dreamer」も是非チェックしたい1曲だ。同曲は王道バラード。スッキリとした美しい構成の曲にメンバーたちの優しい歌声が乗ることで、盛り上がりどころのサビでもれなくグッとくる。彼らが伝えたいことがしっかり伝わり、背中を押してもらっている気持ちになってくるのではないだろうか。