ORβIT JUNE&SHUNYA、BUGVEL KOSHIN、HICO座談会 『Dream Gate 01』の手応えと3組で育んだ絆

アルバム『Dream Gate 01』で注目してほしいポイントは?

――様々な面でみなさん成長されたんですね。絆を感じるDREAM PASSPORTの皆さんですが、楽曲制作でも協力し合っています。振り付けで言うとKOSHINさんは「彩雲」、HICOさんは「Dream Gate」、「BLAZE」、「FEVER」、「STRAWBERRY」、「Quartetto」を手掛けていらっしゃいますね。

KOSHIN:僕が手掛けたのは「彩雲」だけですが、これはBUGVELを待っていてくれたファンの皆さんへの強いメッセージが込められている特別な曲なんですよ。BUGVELだけで作るステージじゃなくて、見に来てくれた皆さんと一緒に作り上げたかったので、全員で手を振ったり、煽ったりする振りを多く取り入れています。それで皆が感動してくれたらいいなって。ただ、『Dream Gate 01』ではBUGVELのファンであるREBRAだけではなく、EαRTH、織姫・織星(HICOのファンネーム)も来てくださるので、みんなで楽しむ、盛り上げるという気持ちをメインに押し出しました。

HICO:HICOは5曲振り付けをしていますけど、「Dream Gate」が一番苦戦したかもしれない。1曲目にやる曲ってわかっていたし、ファーストインパクトが大切だからサビは絶対キャッチーな振りがよかったんですよね。本当はもっとかっこいいイメージでやろうかなと思っていたけど、もう少し曲に寄り添ったものを考え直して。扉を開けたらHICOたちが待ってるよ、みたいなイメージの振りにして意味を持たせました。なので、あの振り付けはHICOの中で大切にしている部分。しっかり見てもらったら繋がっているところがたくさんあるので、そこはこだわりの一つです。

――JUNEさんはリリックを数多く担当されています。

JUNE:「SIGN」はスムーズに書けましたね。YOONDONGくんに急にお願いされたんですけど、その時ちょうど体調がすごく悪くて、逆に寝られなかったんですよ。そういえばお願いされたなと思って、寝られないなら書いてみようって書いたら、2日くらいでできちゃいました(笑)。YOONDONGくんに申し訳ないなと思ったけど、後から見直してみたらいい歌詞だったのでそのまま採用。一番スムーズでした。

SHUNYA:今度から体調悪い時に頼もう。

HICO:そうしよう。

JUNE:あ、HICOの「BLAZE」もそうでした!

HICO:めっちゃ早かったもん! お願いしますって言ってから1週間くらいで上がってきて、「天才やん」って思った。

――皆さんで力を合わせて制作した楽曲たちが、8月10日にアルバム『Dream Gate 01 -GATE:A-』、『Dream Gate 01 -GATE:B-』としてリリースされます。CDだからこそ注目して聴いてほしい部分はありますか?

HICO:「Quartetto」のブリッジ部分で、4カ国語で「愛してる」って言っている部分! そこはHICOたちだからこそできる表現だと思います。特に、最後に出てくるSHUNYAくんの「愛してる」は耳を澄まして聴いてほしいです。

SHUNYA:(笑)。なんでそのパート俺になったのかなって、今でも思うわ!

HICO:レコーディングの時すごかったですよね、JUNEくん?

JUNE:本当にすごかった!

SHUNYA:あんなに大勢の人が聴いている前で「愛してる」って何回も言ったことないもん。しかも、色んなパターンの。(JUNEを指差しながら)「台詞みたいに言ってよ」とか言ってさ〜! 終わった後にコントロールルーム側のマイクとつなげたら、JUNEくんがめちゃくちゃ笑ってるんですよ。

HICO:しかもJUNEくん、「今の『愛してる』は愛してないから、もっとちゃんと愛して言って」とか言ってた(笑)。そういう試行錯誤したSHUNYAくんの「愛してる」含め、HICOたちだからこそできる4カ国語に注目してみてください。

Quartetto Dance Practice Video

KOSHIN:「Dream Gate」と「In The Light」も、2曲併せてチェックしてみてほしいです。

SHUNYA:そうそう。「In The Light」が「Dream Gate」のアンサーソングになっていて、歌詞が共通している部分もあるんです。歌詞カードを見ながら聴いてもらえると、ライブ全体のストーリーが見えてくるかと思います。

――ジャケットデザインはSHUNYAさんが担当されていますね。どんな意図で作られたのでしょうか。

SHUNYA:僕、『Dream Gate 01』を通してデザインの挫折を経験しまして……。ORβITってオシャレなテイストのジャケットが多いんですが、今回はポップなデザインだったんですよ。ポップさの中にもDREAM PASSPORTらしさを入れたいなと思っていたんですけど、なかなかうまくいかなくて。ポップな表現が苦手なんだって改めて気づきました。そんな中で「夢の世界」というコンセプトを出すために、非現実的なゲームの世界っぽいデザインにしてみました。

――アルバムのリリースも然ることながら、9月には『ORβIT EXPO』と『BUGVEL FIRST FANMEETING』の開催も控えています。意気込みはいかがですか?

SHUNYA:EαRTH限定で会えるイベントは今回が初めて。今までにない距離感で楽しめるイベントをメンバーとスタッフさんと話し合っているところなので、楽しみにしていてほしいです。いつも支えてくださっているEαRTHの皆さんへの恩返しと、今まで会えなかった分の「会いたかったよ」を伝えられればいいなと思っています。

KOSHIN:ブログにも書いたんですが、僕たちだけじゃなくてREBRAの皆さんも一緒に楽しめるようにしたいです。REBRAの皆さんも何かができて、僕たちもREBRAの皆さんに何かをしてあげられるという形を理想にファンミーティングを作り上げたいと思っています。

――それぞれの活動を大切にしつつ、DREAM PASSPORT全体での活動も続くと思いますが、やってみたいことはありますか?

SHUNYA:僕は全員で究極サバイバルやりたい! 人間性が出そう。JUNEくんは多分1人で抜け出すタイプ!

HICO:それ、求められてる答えちゃうって(笑)! HICOははやく13人で一緒にパフォーマンスしたい。実はYOUNGHOONさんとHEECHOさんと1回も一緒に踊ったことないんです。11人でも多いと思ったのに、13人って絶対やばい。しかもパフォーマンスがえげつない2人だから、どんな感じなんやろって楽しみです。

SHUNYA:(YOUNGHOONとHEECHOのパネルを取り出し)彼らはすぐ帰ってきますから。

JUNE:(パネルをまじまじと見つめながら)この2人が帰ってきて、今回みたいに大人数で曲をパフォーマンスするっていうのが想像つかない。2人がどういう反応をするのかもわからないし、どういう顔をして踊るのかもわからない。彼らから何も想像できない……。

HICO:プロデューサーみたいになってるやん。

JUNE:すごく年が離れているというわけじゃないのに、何となく離れているイメージがあるからどう馴染むんだろうっていうのはありますね。でも、楽しみです。

KOSHIN:僕は『Dream Gate』が続いていく中で、もっと大きな会場でできたらいいなと思います。

――ファンの皆さんはこの先も『Dream Gate』が開催されると期待していてもよいのでしょうか?

一同:もちろんです!

――では最後に、アルバムを手に取る方へメッセージをお願いします。

SHUNYA:『Dream Gate 01』を表している「Dream Gate」と「In The Light」が8月3日に先行配信されているので、ぜひそちらも聴いてみてください。新曲だらけのアルバムですし、11人の声が混ざり合っている作品になっています。

KOSHIN:聴いて損はさせません。満足できる作品になっています!

JUNE:MAHIROがライブのコメントでも言っていましたが、お金を払ってでも見たいと思ってもらえるパフォーマンスができるようにこれからももっと頑張ります。いつもありがとうございます。買ってくれた君、愛してる!

HICO:HICOは初めて自分の声がCDになるんですが、1枚目をみんなとリリースできたことがすごく幸せです。それを手に取って聴いていただいて、「毎日頑張れる」とか「希望が持てる」と思ってくれたらもっと幸せなので、ぜひたくさん聴いてください!

■リリース情報
『Dream Gate 01 -GATE:A-』
『Dream Gate 01 -GATE:B-』
2022年8月10日(水)リリース
詳細はこちら

■関連リンク
DREAM PASSPORT:http://dreampassport.jp/dreamgate-01
ORβIT:https://orbit-official.com/
HICO:https://hicoland.com/
BUGVEL:https://bugvel.com/

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