SixTONES、『ガムシャラ!』と共に過ごした青春 大忙しだったJr.時代の夏の思い出を振り返る

 2014年の挑戦では、ダブルダッチに苦戦する田中がステップのレベルを下げるかどうかの選択を迫られると、「やります」と答えた田中。そんなカッコいい場面もあれば、2015年にダブルダッチに参加した髙地にドッキリを仕掛けたジェシー。「ジェシーの禁じられた遊び」というミニコーナーでは、練習に勤しむチームがいる一方で、ジェシーが笑顔で飛びまわる姿がなんとも可愛らしい。番組を大いに盛り上げていたSixTONESのメンバーだった。

 視聴者としては、練習を重ねて奮闘する姿を見てジャニーズJr.の凄さや厳しさ、表舞台からは想像のつかない裏側での努力や苦悩、覚悟に触れ、一喜一憂しながら見守っていた。それゆえにパフォーマンスが決まったときの喜びはひとしお。彼らの活動のほんのわずかな時間ではあるが、様々な奮闘を目にしたことで、現在のポジションを手にするまでの努力、個人やチームで様々なことを乗り越えたのだろうと、想像を巡らせるきっかけをもらったと思う。

 前述のラジオでは、田中は『SUMMER STATION』でのSixTONESの単独公演にも触れ、演出を自分たちで考えたこと、MCを50分行い最長記録を叩き出したことなどを語ると、松村も「そうやって長くしゃべっちゃうのがカッコいいと思ってたんだよね」と続けた。

 現在もある『ガムシャラSexy夏祭り!!』のHPには、当時の公演日程が残っており、1日2回、3回とハードなスケジュールが刻まれている。「ジャニーズJr.たちがスターを目指すためガムシャラする」。そんな青春時代があったからこその今であり、ファンにとっても色濃く刻まれた夏の思い出になっているのではないだろうか。

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