XG、高度なパフォーマンスとチャーミングな素顔のギャップ 「MASCARA」「Tippy Toes」ダンス映像に寄せられる賞賛の声

 6月29日、2ndシングル「MASCARA」をリリースした7人組HIPHOP/R&BガールズグループXG。同曲のMVは公開から20日あまりで再生回数1363万回を記録(7月19日時点)、また初披露時のステージ映像やChoreographyビデオ、Dance PracticeビデオもSNS上で話題となっている。

 デビュー前より世間の関心を集めていた彼女たちのスキルは、1stシングル「Tippy Toes」そして最新シングル「MASCARA」のパフォーマンスにどう映し出されているのだろうか。

XG - Tippy Toes (Choreography)
XG - Tippy Toes (Dance Practice Fix ver. )

 まず「Tippy Toes」は、7月19日現在までにChoreographyビデオが814万回、Dance Practice Fixビデオが780万回プレイされている。この現状からも、デビュー直後からXGのパフォーマンスに高い関心が寄せられていたことが窺えるように思う。各動画のコメント欄には「(このパフォーマンス映像を)MV以上に気に入った!」という声や、「サビの振り付けが曲にとても合っている」「今後どんな曲をリリースするのかを更に楽しみにさせる完璧なパフォーマンス」といった賛辞が各国語で綴られている。

 メンバー全員がフロアに仰向けになった状態で幕を開ける同曲では、曲名通りステップに重きを置く振付けが多様なバリエーションで展開されており、彼女たちのしなやかでスムーズなフロアワークと細かいステップの華麗さがシームレスに繋がっている。またマイケル・ジャクソン『Smooth Criminal』の“ゼロ・グラヴィティ”を思わせる高難易度のパフォーマンスからは、デビュー曲から“カマし”にきてる彼女たちのアグレッシブな姿勢と自信が伝わるようだ。

XG - MASCARA (Choreography)
XG - MASCARA (Dance Practice Fix ver. )

 そして2ndシングル「MASCARA」は、こちらも曲名通り顔の周りや目元に注目させるような上半身の細かいムーブがポイントダンスとなっており、メンバーによる動作の統一感がダイナミックに映えている。先述のように、足元に重きを置いた「Tippy Toes」とは対象的なイメージをもたらすあたりもお見事だ。

 さらに横一列で手を繋ぎ、互いに顔を見合わせることで微笑みを浮かべるメンバーたちの表情などからは、XGの強い“連帯感”が前作にも増して感じられる。こうした非常に限られたパートでグループとしての強みが発揮されるというのも、彼女たち自身の実力やデビューまで約5年間にわたって築き上げてきたチームワークがあってこそだ。

 こちらのChoreographyビデオやDance Practice Fixビデオもそれぞれ再生回数を大きく伸ばしており、コメント欄には「各シーケンスへの移行が非常にスムーズで(見ていて)気持ちがいい」「パフォーマンス中の存在感が半端じゃない」といった反応が寄せられている。

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