BE:FIRST、ジョナス・ブルーとのコラボ曲での新しい歌声 着実に成長しグローバルに広がる確かな実力

 7月13日、ジョナス・ブルーがBE:FIRSTとのコラボ楽曲「Don't Wake Me Up feat. BE:FIRST」をリリースした。ジョナス・ブルーはイギリスのDJ/音楽プロデューサーで、「Fast Car(feat. Dakota)」や「Rise ft. Jack & Jack」、「Perfect Strangers ft. JP Cooper」など世界的ヒット曲を次々と生み出しているトップオブヒットメーカーと言える存在だ。そんなジョナス・ブルーとタッグを組んだとあり、BE:FIRSTにとって世界へ歩みをすすめる大きな一歩となりそうだ。

 同曲は、原曲を日本語詞にアレンジした新バージョン。13日にリリースされるやいなや注目を集め、公式YouTube動画は音楽急上昇の6位にランクイン。再生回数もこれからさらに伸びていきそうだ。BE:FIRSTメンバーも「ジョナス・ブルーさんの曲は以前から自分たちも聴いていましたし、まさかコラボできるとは思いませんでした!ジョナス・ブルー、Why Don’t Weにbig respectです!僕たちがまた新しい『Don’t Wake Me Up』を届けられたらと思います!」とリスペクトを示すと同時に、意欲も見せている(※1)。

 そんな同曲はこれまでのBE:FIRSTにはないタイプの楽曲である。爽やかで軽やかなEDMで、歌声の処理方法なども含めていわゆる“欧米風”の仕上がりになっている。そこに乗っているBE:FIRSTメンバーの歌声に注目すると、まずその多彩さに驚く。「Bye-Good-Bye」で見せたように、JUNONとLEOはもともと爽やかな歌声の持ち主。RYUHEIとMANATOのきれいな歌声も、曲調に合っている印象だ。どちらかというと強めで特徴的な歌い方をしていたSHUNTOはいつもよりも清涼感のある歌声を披露している。さらに、ラップのイメージが強いRYOKIとSOTAも然り。歌っていてもずっしり重めの印象だったからこそ、こうした軽やかな歌い方をしているのが新鮮だ。その上、どのメンバーの歌もサウンドにしっかり馴染んでおり、7人それぞれの歌声がしっかりとわかる。もとより彼らの歌唱力は高かったが、デビュー時から着実に上達していることも十二分に伝わってくるのではないだろうか。

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