2018年のデビュー年から出演するKing & Prince、そして2020年のデビューからはSixTONES、Snow Manの2組が加わり、ジャニーズのこれからを担う世代が顔を揃える。歌にダンスにといったスキルをベースに、さらに尖った武器を持つ彼ら。ダンスや歌唱とそれぞれの個性や特徴を活かしたステージは、ファン以外の視聴者が、これまでなんとなく抱いていたアイドルグループのイメージを塗り替える勢いがある。どんな反響が寄せられるのかこちらも楽しみだ。SixTONESのジェシーは出演のたびに中居と絡む場面があり、かつての嵐・大野智による下剋上コントを思わせるトークで笑いを誘う。また、King & PrinceとSixTONESは、音楽番組で共演するたびに2組の集合ショットを公開してきた。パフォーマンスはもちろん、ここでしか見られない交流にも期待したい。

　事前の取材で安住は“手前味噌”と前置きした上で、カメラ、美術、音響などTBSの制作舞台の仕事ぶりを誇らしげに語っていたが、じっくりと音楽に向き合うための演出や余韻を大切にしているのが『音楽の日』の特徴の一つ。8時間の長丁場ではあるがこの日は音楽、そして音楽を通して届けられるメッセージに酔いしれたい。

※総合司会の中居正広が、急性虫垂炎を発症し同番組への出演を見合わせることが7月16日発表となった。代役は江藤愛アナウンサーが務める。