櫻坂46 大園玲、“メモ芸”や“秀才キャラ”から生まれる巧みな笑い 『ラヴィット!』でも発揮されるバラエティセンス

 櫻坂46の大園玲が、朝の情報バラエティ『ラヴィット!』(TBS系)の水曜レギュラーに抜擢された。同番組のレギュラーに櫻坂46から選ばれるのは守屋麗奈、田村保乃に続いて3人目。大園は7月から9月までの3カ月間、「ラヴィット!ファミリー」水曜担当としてスタジオに登場する予定だ。

 大園のレギュラー決定にはファンからも喜びの声が多数上がっている。SNSでは「玲ちゃんおめでとう」「朝から玲ちゃん見れるの嬉しい」「ついにゾノがレギュラーに!」といった反響が寄せられていた。

 初登場となった7月6日の放送では、初出演とは思えない落ち着いた様子で和菓子やスイーツの感想などを視聴者に伝えていた。また特技が「メモ」であることを紹介された大園は、ネギギャグを求められた際にネギをペンに見立ててメモする仕草を見せ、「書けるかい!」と華麗なノリツッコミを披露。これにアンタッチャブル・柴田英嗣が被せてスタジオに爆笑が起きた。初登場ながら共演者との連携もバッチリで、すでに良い空気ができているようだ。

特技の“メモ芸”から見て取れる大園の魅力

 番組内で紹介された特技の「メモ」は、大園がグループ加入後に最初に注目を浴びることとなったきっかけとも言える得意技である。櫻坂46の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(当時は『欅って、書けない?』・テレビ東京系)において、企画の趣旨とまったく関係のない情報までメモする姿が番組MCに大ウケし、それ以来彼女の“メモ芸”が定着。番組ラストに大園がその日に書いたメモを読み上げるコーナーまでできたこともあった。

 大園の代名詞とも言えるまでに至ったこの“メモ芸”からは、彼女の持ついくつかの能力やキャラクター性が見て取れる。そこをピックアップするかといった着眼点の鋭さや、それを短いフレーズにまとめ上げる絶妙なワードセンス、そしてそれを披露する時の落ち着いた丁寧さだ。とりわけ着眼点はユニークで、メモを読み上げるたびに「そこなんだ(笑)」といった反応が続出する。彼女が何をメモしているか、何とメモしているか、周りが聞きたくなってまうような力があるのだ。

 大園の魅力は、そうした発想力や冷静さにある。常に落ち着いている秀才タイプで、櫻坂46の中でも学力はトップクラス。時おりズバッと切り込む力も持ち合わせている。そのため、冷静な返しや知識が求められる番組などで活きるキャラクターと言えるだろう(すでに『池上彰のニュース そうだったのか!!』や『ザ・タイムショック』(以上、テレビ朝日)にも出演経験がある)。今回の放送でも空手を披露した見取り図・盛山晋太郎に対して「普通蹴りって敵が見えるんですけど、敵が地面……(にいるように見える)」と冷静なコメントを残し、オチまでの見事な導線を作っていた。

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