SHINee オンユ、スペシャルトークイベントでファンに伝えた“再会の幸せ” 日本滞在中にやりたいことも明かす

 SHINeeのリーダー、ONEW(オンユ)がJ-WAVE『STEP ONE』とコラボした『J-WAVE(81.3FM) 「STEP ONE」 × ONEW 『Life goes on』 発売記念スペシャルトークイベント』を7月4日にヒューリックホール東京で開催した。

 入隊、そしてコロナ禍もあり、オンユの来日は実に4年ぶり。入隊前最後に日本でファンの前に立ったのも2018年7月31日にダイバーシティ東京 プラザで行われた『STEP ONE』とのコラボイベント『SHINee × J-WAVE 「STEP ONE」トーク&ライブ』だった。

 約400人が招待された本イベントは、番組MCのサッシャとノイハウス萌菜の進行で「STEP ONE」の公開収録と、ラジオではオンエアされないマスコミから事前に募った質問に答える公開インタビュー会という形態で行われた。

 大きな拍手に迎えられ登壇したオンユは、柔らかな笑顔と柔らかな声で「ただいま!」と挨拶。韓国では4月に2ndミニアルバム『DICE』をリリースしたが、日本で初となるソロ作品については、「僕なりのちょっとゆっくりしたところや、率直で正直な姿など、SHINeeのときのカッコいい姿や一生懸命踊る姿とは違う自分らしさをお見せするのが今回のアルバムの目標」だと言う。「『Life goes on』というアルバムには、これまでどう生きてきたのか、そしてこれからどんなふうに生きていくのかという意味が込められているのですが、僕と皆さんもこうして繋がってきたし、これからも繋がっていくということを表現したいと思いました」とも語った。

 アルバムにはJ-POPのカバー4曲、オリジナル6曲が収録されている。過去にもSHINeeの日本公演で徳永英明「レイニー ブルー」をカバーし絶賛されたことがあったが、本作では「Everything」(MISIA)、「キラキラ」(小田和正)、「鱗(うろこ)」(秦基博)、「やさしいキスをして」(DREAMS COME TRUE)をカバーした。先行配信され「歌声に癒される!」と話題になった「キラキラ」は、「個人的に小田さんの歌声がずっと好きで、僕が選んだ曲です。小田さんの声はすごく綺麗で、爽やかですよね。“そんな声で歌えるかな?”と悩んだのですが、どうしても歌ってみたくて」と自らの選曲であることを明かしたが、選曲基準は「自分の声の特徴をしっかり表現できる曲」だという。カバー曲の準備をなんと「5年前から始めていた」というのは驚きだった。

 オリジナル曲は全曲新曲。アルバムのリードトラックでもある「Life goes on」については、〈じゃあまたね〉という歌詞が一番印象的だったそう。「特別な言葉ではないけれど、〈じゃあまたね〉というひと言は、さまざまなことを考えさせてくれますよね。そう言われると、各自がそれぞれの人生を幸せに生きて再会したときに、幸せな気持ちで一緒にご飯を食べようかという気持ちになったり……。そんなところが僕の胸に響きました。特別な状況でなくても、いつでも使う言葉じゃないですか。今まで特にこの言葉について考えたことはなかったけれど、改めて本当にいい言葉だなと思いました」と説明してくれたが、「Life goes on」というテーマは、「人生は流れていくものだけれど、小さな幸せを見つけて欲しい」という気持ちから思いついたそう。

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