JO1、ショーケースイベント『PARTY With Us』で川西拓実の誕生日を祝福 11人の“絆”も感じた一夜に

 エンディングでは、JO1初のスマホゲームアプリ『&JO1』のリリースを発表。詳細は、20日に開設された同アプリ公式Twitterアカウントでチェックできる。さらに與那城の合図で、ペンライトが川西のメンバーカラー・ピンクに変化。23日に誕生日を迎える川西への、ひと足早いバースデーサプライズだ。自身の年齢もとっさに出てこないほど「まだ実感がない」と言う川西だが、「良い人になっていければ」と、はにかんだ。

 最後の挨拶では「新たなJO1が始まりそうだなとワクワクしています」(白岩)、「ステージが大好きだなと思いました」(大平)、「JO1、本当に仲が良いです。もっと知っていただけるように頑張っていきたい」(金城)と、少しずつ有観客でのイベントができるようになったことの実感と喜び、JO1のこれからへの期待を、それぞれが言葉にした。00年生まれ4人組・S4から、大平・木全・金城による「拓実」呼びとタメ口(※川西が誕生日を迎えるまで、一時的に同い年の期間がある)に、川西が釘を刺す場面も。その流れから「奨、よろしく!」(木全)と、さすがに無理のある與那城への呼び捨てには全員からツッコミが入る。金城の言葉通り、深まり続ける仲の良さを感じた。

 同イベントはYouTubeでも生配信が行われたのだが、「またすぐ会おうね」とメンバーが撤収するも、ステージ上のライトが消えない。わずかな希望を込め、会場から拍手が起こり始めると、再びメンバーが登場。会場限定のアンコールとして「ZERO」を披露した。

 下手から與那城、大平、佐藤、川西、川尻、金城、白岩、木全、鶴房、豆原、河野の並びで、椅子に座り、思いを込めて歌いあげる。大サビで立ち上がると、與那城のフェイクが優しく伸びやかに響き渡った。最後のフレーズを笑顔で歌う豆原の肩に、河野がそっと手を添える。佐藤は「どんな時もJAMのそばに僕がいるから」と、いつものようにさりげなく、少し冗談めかしながら、優しいアカペラを歌った。

 〈どんな時も With us〉から始まり、〈どんな時も 君のそばに 僕もいるから〉と締めくくった同イベント。アルバムタイトル『KIZUNA』に込めた一貫したメッセージと、それを形にし続ける意志を感じた。最後には、順番通り序盤にはけた與那城が再び顔を出し、深く礼をした。ありがとうをこめたJAMの大きな拍手で、JO1のイベントは終わる。約束でも決まりごとでもなく、自然と生まれ、続いているこのシーン。会えることが当たり前ではなかったからこそ、いまだ声を届けられないからこそ、心で言葉を交わす方法を互いに探してきたのだろうと、このシーンを見るたびに思う。

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