Hey! Say! JUMP 山田涼介、知念侑李、中島裕翔……ラジオでのメンバーエピソードから垣間見える長年の絆
その後、5月26日の放送回では中島が登場し、山田の誕生日をメンバー全員でお祝いした時のことを語った。中島は最新シングル『a r e a/恋をするんだ/春玄鳥』に収録の「Happy! Birthdaaaaaaaay」を流し、5月9日に29歳の誕生日を迎えた山田に動画を送るというサプライズをした際に使用した楽曲だというエピソードも添えた。現場でマネージャーと山田が打ち合わせをする一方で、他のメンバーが誕生日を祝うためにスタッフの協力をお願いしながら準備に奔走。中島は「すごい喜んでくれてうれしかった」と語り、プレゼントしたアイスケーキをメンバーで分けて食べて祝ったことを明かした。
そんな中島は“おしゃべりハンサム”の愛称でも親しまれている。3月17日の放送回では“マシンガントーク中島さん”誕生のきっかけが明らかに。番組スタート当初は複数のメンバーで番組を担当していたが、途中から1人での出演に切り替わったことで「倍しゃべんなきゃダメだなって思って、いまの“マシンガントーク中島さん”が生まれた」とラジオへの向き合い方が変わったという。番組は山田、知念、中島の3人が交代で出演しているものの、有岡大貴、薮、髙木、八乙女光、伊野尾との会話や、メンバー全員での仕事現場の様子など、グループのエピソードが驚くほど語られている。
最近は多忙でなかなかメンバーに会えないと中島がこぼしていたが、ラジオからはHey! Say! JUMPの仲睦まじい様子が伝わってくる。メンバーへのリスペクトの気持ちを言葉にして伝えたり、メンバー全員で誕生日を祝ったり、友達でも家族でもなく“メンバー”という特別な存在であることを感じられるのがHey! Say! JUMPらしい。そんなスクラムを組むようなスタンスが、息ぴったりというほどに一体感のあるダンスパフォーマンスにも繋がり、彼らが15周年を迎えられた秘訣ではないか。
また、メンバーと使っている香水が同じだと冗談交じりでリスナーにマウントをとったり、このラジオを聴いて勉強に励んだリスナーの受験合格を祝ったり、間違った選択をしないように真剣に相談にのったりと、リスナーとの距離感も近い。これも長く継続してきたラジオだからこそ築けた関係性と言えるだろう。