NEGI☆U、いろはにほへっと あやふぶみ、ORIO大集結! 3組が持ち味や特徴を発揮したホロライブ ユニットライブを観て

 ホロライブ所属の音楽ユニット3組によるライブ『hololive IDOL PROJECTユニット初集合LIVE!』が6月5日、YouTubeで配信された。同公演には、ORIO(天音かなた×常闇トワ)、いろはにほへっと あやふぶみ(白上フブキ×百鬼あやめ×大神ミオ)、NEGI☆U(湊あくあ×大空スバル×桃鈴ねね)の3ユニットが登場。客席のサイリウムが光るバーチャル空間のステージで、それぞれの個性を発揮するパフォーマンスを披露した。 


 

ORIO

 最初に登場したのは、ORIO。「今日が初ライブ、その目にしっかり焼き付けてね!」とのかなたの言葉を皮切りに「Over Time」で開幕する。トワのハスキーな歌声とかなたの柔らかい歌声の対比を心地よく響かせながら、ストリングスの音色に乗せて穏やかで繊細な歌声を披露した。さらに初解禁の新曲「Like a Phoenix」、「Pray」も披露。「Like a Phoenix」は静かな歌いだしから迫力のあるバンドサウンドに展開する、力強い楽曲だ。

 低音に特徴のあるトワとクールで澄んだ歌声のかなた、種類は違えど落ち着いた声を持つ彼女たち。そんなふたりの中に燃え滾る情熱を表現するように〈痛みをチカラに変えていくんだ〉〈限界だって吹き飛ばしてく〉と力のある歌声でハーモニーを奏でた。「Pray」は2人のクールさを表現するようなスタイリッシュなダンスチューン。ドロップ部では息の合ったダンスを繰り広げた。 

 2組目は、いろはにほへっと あやふぶみ。獣耳や角といった彼女たちの身体的な特徴を歌詞にふんだんに詰め込んだ電波ソング「おにけもだんす」を披露した。盆踊りのリズムを取り入れたパートやセリフ、合いの手などキャッチーな要素を詰め込んだ楽曲で賑やかな雰囲気を作り上げる。3DCGの動きも繊細で、初のステージパフォーマンスを愛らしく映し出した。笛や太鼓、琴などを使用した和風な楽曲「鬼灯日和」ではキュートな振りとともに恋心を儚く歌う。Dメロでは曲調をがらりと変化させ、透き通った歌声で歌い上げた。 

 6日0時のリリースが発表された新曲「恋情詩歌」は、これまでとは雰囲気を変えた和風ロックな楽曲。どこかクールな歌声を披露しながらも〈角も尻尾も隠せない〉など彼女たちならではのフレーズが愛らしい。サビでのファルセットや後半のラップパートなど、様々な表現で3人の表現の幅を見せた。 

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