峯岸みなみ、AKB48撮影企画で発揮したプロデュース力 指原莉乃も絶賛する演者と裏方のバランス感覚

 峯岸みなみが、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。今回は6月2日発売の『S Cawaii!特別編集 AKB48スペシャル』の裏側に峯岸が潜入したという内容になっている。

 今回の『S Cawaii!』はAKB48のメンバー26名が登場し、誌面をジャックするという内容で、編集長を峯岸が担当。峯岸によると以前彼女が監督を務めた=LOVEのMVを『S Cawaii!』の編集者が見て峯岸にオファーしたとのこと。「ファンの人も喜びつつ、Sカワ世代の子とか雑誌の関係者が見た時に“この子こいういう可愛さがあるんだ”とか“こういうのが似合うな”っていう説明書になったらいい」とコメントした通り、峯岸のプロデューサーとしての能力が発揮される撮影となっていた。

 岡田奈々の撮影場面では「カッコ良すぎるよりはナチュラルな感じが好き」とアドバイスをして撮影を仕切る峯岸。続いて小栗有以の撮影に顔を出すと「いいなぁ あんなに二の腕が細くて」とコメントし、本田仁美については「(自分とは)骨が違う、骨が。時代に合った骨だ」と称賛していた。

 撮影中は、峯岸が積極的にメンバーとコミュニケーションをとる姿も印象的だった。“スタイル神7”という企画では、峯岸自らが浅井七海を抜擢したことを本人に伝えたり、千葉恵里がスタンバイしている場面では11歳の頃の千葉の写真を披露して成長ぶりに驚くなど、すれ違うメンバーにも細かく声をかけていた。AKB48の1期生、そして15年半もの期間在籍していたレジェンドメンバーであるにも関わらず、在籍メンバーに気さくに話しかけ、接しやすいところも峯岸がプロデューサー向きと言われる所以ではないだろうか。

 峯岸は、個人として選抜メンバーの常連だった時期や、なかなか選抜メンバーに選ばれない苦しい時期を経験し、グループとしても黎明期から全盛期、そして近年に至るまでのAKB48を当事者として見てきた。そんな峯岸だからこそ、メンバーの気持ちや運営側の意向、ファンの気持ちを汲み取って、バランスが良いものをプロデュースすることができるのではないだろうか。親友である指原莉乃も峯岸について「女の子のことを可愛く撮る才能もあるし、撮られる側の気持ちも分かるからすごい良いものができると思う」と評していた(※1)。実際、指原に頼まれて撮影した=LOVEの「しゅきぴ」のMVは500万再生を突破し、カップリング曲であるにも関わらず表題曲の2倍近く再生されている。これは峯岸の才能と演者を思いやる気持ちの賜物だと思われる。

 峯岸といえばアパレルブランドをプロデュースしている小嶋陽菜と同期で、前述の通りアイドルからカラコンまでさまざまなものをプロデュースしている指原とも親友の関係だ。そんな名プロデューサーに囲まれた峯岸もまた、プロデューサーとして活躍する日は近いのかもしれない。

※1:https://youtu.be/MAhFkl0rD6o

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