日向坂46 影山優佳、グループの“最終兵器”から“希望”に? 南キャン 山里亮太も絶賛するタレント力

 その才能はサッカーだけに留まらず、『東大王』(TBS系)出演時も大きな話題に。影山は、『東大王』にも馴染みのある元クイズプレイヤー 鈴木光を輩出した超難関校のクイズ研究会出身で、デビュー当時からクイズ分野での活躍を期待されていた。ちなみに、影山は休業中に東大(東京大学)を受験したものの、結果は不合格。活動再開後に出演した冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)では、それを自ら告白してネタ的に扱っていたものの、内心のショックは計り知れないものがあったはずだ。そんな因縁の東大を冠した番組に登場した影山は、アイドルらしく笑顔を絶やさずに東大王と互角に戦い抜き、上がりきったハードルを軽く飛び越えるような活躍を見せた。番組MCの南海キャンディーズ 山里亮太は、後日オンエアされた『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)にて、そんな影山の活躍を絶賛。クイズの正解はもちろん、回答後のトークスキルやリアクションについての感想を述べた後、「クイズ界のスーパースターが生まれる瞬間を見た」とコメント。サッカーに加えて、クイズ番組へのオファーも殺到する未来を予見させる。

 この快進撃の背景には、『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき』(TOKYO FM)で、佐々木美玲とレギュラー番組を持ったことが大きいだろう。同番組では、出演した番組の裏話や私生活についてなど、彼女が自由に好きなことを語っているのが印象的だ。5月27日放送回では、ステイホーム期間中に取得した「世界遺産検定2級」「ニュース時事能力検定2級」「不動産知識検定」「薬学検定1級」「歯科助手」「心理カウンセラー」という6つの資格について触れていた。資格取得の理由として「ステイホーム期間中にやることがなかったので、無理やり目標を作りたくて勉強した」と語っていたが、いくら勉強好きであったとしても、多忙を極めるアイドル活動の中でこの取得ペースは尋常ではない。サッカー、クイズ以外にも、まだまだ活躍できる特技を更新していることに、影山の底知れぬ可能性を実感した。

 日向坂46にとって、3月に行った東京ドーム公演はひとつのピークと言えるが、それ以降も快進撃を見せる影山の活躍はグループにも良い影響を与えているように思う。以前からファンの間でも「日向坂の最終兵器」と言われていた影山だが、今の活躍ぶりは「日向坂の希望」と言っても過言ではない。今年7月に2年ぶりにオンエアされる『セルフ Documentary of 日向坂46』(TBSチャンネル1)でも影山にフォーカスした特別回が放送。さらに、ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望 その涙を誰も知らない』の上映も控えるなど、影山の本音や休業期間に迫る作品が続けて公開される。影山の快進撃はまだまだ続きそうだ。

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