BE:FIRST、Novel CoreやAile The Shotaら<BMSG>レーベルメイトから受ける刺激
平均年齢20歳、最年少は14歳。2020年にその旗を揚げた新進気鋭のマネジメント&レーベルの名は「BMSG」。「Be My Self Group」の頭文字をとって名付けられ、7人組ボーイズグループ・BE:FIRSTも所属することで知られている。ラッパーやソロシンガー等の個性豊かな顔ぶれが揃う中、日々刺激を受け合いながら枠組みを超えて高め合う姿には「事務所箱推し」と宣言するファンも後を絶たない。そこで今回はBE:FIRSTがレーベルメイトとの交流の中でどのような刺激を受けているかに着目し、グループへの好影響を掘り下げていく。
BE:FIRSTの先輩アーティストにあたるNovel Coreは、「First Step」や「Brave Generation」などの楽曲において作詞を手がけ、そのクリエイティビティを存分に発揮。『CanCam』2022年3月号(小学館)ではSOTA、MANATOとDiorの特集ページに登場し、音楽以外のシーンでの共演も。さらに、21歳の誕生日を迎えた1月18日には同日生まれのSOTA、edhiii boiとのコラボ曲「118」(※1)をサプライズリリースしてファンを喜ばせた。ソロでラッパーとして活動するNovel Coreやedhiii boiはもちろん、BE:FIRSTの楽曲でラップパートを担うことが多いSOTAにとっても、いちラッパーとして全意識をラップに集中させ楽曲に向き合うことを通じて、とても濃く新鮮な学びが得られたのではないだろうか。
元々ダンサーとしてHIP HOPにルーツを持つSOTAはラップミュージックを好んで聴くことも多かったようだが(※2)、これを機にそのポテンシャルをさらに高めている。パフォーマンスを重ねるごとに「グループでラップパートを担うメンバー」という立場に留まることなく、1人のラッパーとして驚くべき進化を遂げていることはライブや映像を見れば明らかだ。同じくラップパートを担うことが多いRYOKIやSHUNTO、最近ラップに初挑戦したJUNONにとっても、同レーベルのラッパーたちから受ける影響は大きいだろう。レーベル内で互いに良い音楽を生み出すことで全体が高め合えるという好循環が生まれているようだ。BMSGには社長でもあるSKY-HIやNovel Core、edhiii boi、トレーニー(練習生)のTAIKIなどラッパーが多く所属するのも特徴の一つだが、近い将来、彼らのでラップバトルが繰り広げられる熱い展開を目撃できる日も来るかもしれない。