プロダンスリーグ『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.12 KADOKAWA DREAMSが有終の美&CS出場6チームも確定へ

 オーディエンスポイントを加算した結果、KADOKAWA DREAMSとavex ROYALBRATSが同点となるが、ジャッジポイントで上回ったKADOKAWA DREAMSが開幕戦以来の優勝、有終の美を飾った。しかし順位とは裏腹にチャンピオンシップ出場権は、KADOKAWA DREAMSでなくavex ROYALBRATSへ。

 これを受け、ディレクター・KEITA TANAKAは「本日の選手たち、出れなかったサポートメンバーもよくやってくれたと思います。最初はファンのいなかった僕たちも本日こうして多くのオーディエンスポイントをいただいたことに感謝。チャンピオンシップに進みたかったですが、僕らの役目はここまで。進む6チームに全てを託し、応援したいと思います」とした。

 リーダー・Ryoは「めっちゃ悔しいです。でもROUND.12で至上最高得点を出せて、オーディエンスポイントもたくさん入った。チャンピオンシップに行くためにはavex ROYALBRATSと差を付けなければいけなかったけど、できませんでした。悔いはありません。自分たちもCSを盛り上げていきたい」と涙を滲ませる。

 最後に総評として黒須が「勝ち負け以外のいいものをもらった気がします。素晴らしいROUND.12だと思いました。みんな美しいしカッコいいと思います」とまとめた。

 ROUND.12の結果は以下の通り。KADOKAWA DREAMS:95.5点(77+18.5)、avex ROYALBRATS:95.5点(75.5+20)、SEGA SAMMY LUX:92.5点(74+18.5)、FULLCAST RAISERZ:84.5点(69+15.5)、CyberAgent Legit:82.5点(71.5+11)、KOSÉ 8ROCKS:82.5点(69+13.5)、USEN-NEXT I'moon:82.5点(67+15.5)、SEPTENI RAPTURES:81.5点(70+11.5)、dip BATTLES:81点(63.5+17.5)、LIFULL ALT-RHYTHM:76.5点(67.5+9)、Benefit one MONOLIZ:74.5点(64.5+10)。

 レギュラーシーズン優勝は5度も勝利を収めたSEGA SAMMY LUX。そして、チャンピオンシップ進出チームは2位・FULLCAST RAISERZ、3位・KOSÉ 8ROCKS、4位・avex ROYALBRATS。ワイルドカード枠はSEPTENI RAPTURESとdip BATTLESが手にし、計6チームによって最後の戦いが行われる。

 ここに『第一生命 D.LEAGUE21-22』レギュラーシーズンの幕が下りた。約2週間というインターバルを12ラウンドやり抜いた全チームに拍手を贈りたい。この結果を踏まえて、来シーズンがどうなるのかに期待しよう。そしてチャンピオンシップは6月5日。真の勝者はどのチームとなるのか、引き続き目が離せない。

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