TOMORROW X TOGETHER、グループの成熟と個々の進化 カムバックでの変貌を見せたショーケースレポ

 また同アルバムには、グループとして初となるユニット曲「Thursday's Child Has Far To Go」(SOOBIN、TAEHYUN、BEOMGYU)「Lonely Boy」(YEONJUN、HUENINGKAI)も収録されている。

 「Thursday's Child Has Far To Go」のプロデュースに携わったBEOMGYUは、「初めてユニット曲を聴いたときは、メンバー全員の声が聴こえないので少し慣れない気持ちもあったのですが、完成したものを聴いたら“これは誰が聴いてもTOMORROW X TOGETHERの曲だ”と感じることができて不思議でした。別々に作ったものではあるけれど、自分たちのチームの色がこんなに明確になったんだなと胸がいっぱいになりました」と話した。

 メディアショーケースの締めくくりには、リーダーのSOOBINから「僕たちが、以前とは違う完全に新しい姿で戻ってきました。楽しみな気持ちもあり、心配な気持ちもあります」「5人で楽しく、幸せな気持ちで活動しながら良い姿や良いお知らせがお届けできるように頑張ります。最後に、長い間待っていて下さったMOA(ファンの名称)の皆さんに、今回の活動が大きなプレゼントになればと思います」と、ファンへの愛情が伝えられた。

 コンセプトの変革、メンバー一人ひとりによるアーティストとしての進化、そしてチームとしての成熟を感じさせる内容となった最新作『minisode 2: Thursday’s Child』。7月からはグループ初のワールドツアー『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : LOVE SICK>』にも乗り出す彼らの今後の歩みに、大きな期待が寄せられる。

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