NMB48 川上千尋、小嶋花梨、隅野和奏、瓶野神音……波乱に次ぐ波乱を呼んだ『NAMBATTLE2~愛~』を振り返る
NMB48のグループ活性化プロジェクト『NAMBATTLE2〜がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ!〜』。そのなかの選抜総選挙イベント『NAMBATTLE2〜愛〜』の決勝戦が3月27日、ロームシアター京都で開催され、川上千尋が女王に輝いた。
27枚目シングル曲のセンターと選抜メンバーを決定するため、1カ月にわたってファン投票をおこなってきた同イベント。キャプテンの小嶋花梨が速報、中間発表ともに首位でターンするなど本命視されてきたが、川上が最後に中間3位から大逆転を果たし、会場に集まったファンのどよめきを誘った。
川上千尋が背負う重圧「山本彩さん、白間美瑠さんを見てきた」
川上はスピーチで、「みなさんの愛というボールが、私の心のキャッチャーミットにストライクを入れました」と野球ファンらしい第一声で笑わせたあと、「私は加入して10年目になります。同期の(渋谷)凪咲や、後輩たちがどんどん上に行って活躍していく姿を見て焦ることもあり、どうしたら上に行けるのかって悩む日々が続いていました」と葛藤していた胸の内を吐露。
しかし「NMB48は、10年目の私でも目標が途絶えることなく、夢を見続けさせてくれるグループ。うまくいってこなかった私だからこそ、それを示せたかなって」と、誰にでもセンターになれる可能性があることを訴えかけた。
今回の勝者のみが使うことが許されるゴールデンマイクを受け取った川上。今後は劇場公演などでも、女王としてそのマイクでパフォーマンスをみせるという。初のセンターを担うことについて「まだその器にはなれてないかもしれませんが、私にもNMB48を背負わせてください。この背負うものがどれだけ重いものか、(山本)彩さん、(白間)美瑠さんなどを見てきて重々承知の上です。でもNMB48への愛はたくさん詰まっているので、今回のシングルは私に任せてください。それにふさわしい人になれるように頑張りたいです」と胸を張って宣言した。