佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』

堂本剛、ラジオで明かした三宅健との独特な関係 「感性が似てる」2人のクリエイティブな視点

 三宅と堂本剛は同い年だ。学生時代には、学校にも一緒に行っていたこともあるほどの仲だ。にも関わらず、堂本剛は「健」と呼び捨てで、三宅からは「剛くん」と“くん”付けになっているのは、KinKi Kidsのほうがジャニーズ事務所に入ったのが早かったため。初めて会ったときに、「剛くん」と呼んでしまったことで、呼び名を変えられずにいるとラジオで語られたことがある(※2)。

 グループとしても、結成はV6よりKinKi Kidsが早く、“お兄ちゃん感”があるとも。2014年時点では「僕が色紙とかに書いてるサインって堂本剛くんに考えてもらったんですよ」と明かしていたこともあった(※3)。「剛くん、もしかしたらもう覚えてないかもしれない、自分が考えたこと。それを僕はいまだに使ってるんです」と話していた。

 ちなみに、堂本剛と連絡先といえば、3月3日より放送開始されたテレビCM『ビール、飲みませんか KinKi Kids』篇で、相方の堂本光一の「連絡先を知らない」という話題も注目を集めた。ラジオでも「連絡先とかって交換して、相方とかもそうなんですけど、2年3年連絡なかったら伝えます? 用がないってことやん、2〜3年連絡ないってことは」と定期的に連絡がない場合は消していってしまうそう。

キリン一番搾り「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇 ロングバージョン

 2人の記憶では、堂本光一から堂本剛に連絡が来たのは16歳のころにゲームの攻略話で1回あったくらいだという。それを覚えている2人の様子もまた微笑ましい。それ以来、現場でいつでも会えるということから、わざわざ連絡先を更新していく必要を感じていないようだ。

 そう考えると三宅が堂本剛との連絡先が繋がっているのは、三宅のマメさゆえだろうか。先述の『TOKIOカケル』でも、V6のメンバーが全員参加しているLINEグループで突然、井ノ原快彦が退出していたが、三宅のもとに井ノ原から「LINEがダメになってやり方がわからない」と連絡が来て、またV6のグループが復活したというエピソードが語られていた。

 堂本剛が「何より彼はほんとに優しい子なんで」と話していたように、三宅を通じてV6も、そしてJ-FRIENDSも、いつでも繋がっていられるような感覚になっているのかもしれない。ぜひとも「機会があったら、一緒に番組に出たい」という堂本剛と三宅を中心に、かつての仲間たちが昔話で盛り上がる、そんな番組が実現してくれないかと願うばかりだ。

※1:https://realsound.jp/2016/09/post-9384.html
※2:2017年10月23日放送『三宅健のラヂオ』より
※3:2014年9月1日放送『三宅健のラヂオ』より

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