BE:FIRST、沼にハマる人が急増 圧倒的パフォーマンス力とメンバーたちの人物像がポイントに
2つ目は、メンバーたちの素が見えるという点を挙げたい。「ステージではキレキレのパフォーマンスを見せるのに、実は素朴」といったギャップはボーイズグループの魅力におけるセオリーになりつつある。BE:FIRSTにもこのギャップはあるのだが、彼らの場合より深くそれが見えている。始まりである『THE FIRST』の時点で合宿があったため人柄の深い部分まで見えていた上に、全員“熱くていいヤツ”であることは多くの人が知っているはずだ。加えて、デビュー後はラジオ出演が非常に多い。トークがメインとなる媒体ゆえに、メンバーのキャラクターを深堀るのにはうってつけだ。今年1月からは『SPARK』(J-WAVE)月曜ナビゲーターとして自分たちの番組も持ち、より素に近いトークが聴けるようにもなった。例えば3月7日放送回ではRYOKIとSOTAがパーソナリティを務め、プライベートでの関係性やお互い共感するポイントなどが語られてた。こうして人物像を深く知れるのも、彼らの魅力の一つだろう。
さらに、ライブでの迫力という点も欠かせない。身一つでパフォーマンスをしているにも関わらず、迫力が凄まじいのだ。そして、歌って踊っているのに息が上がっていない上に、ピッチもぶれていない。実際、ファンミーティングやコンサート、イベントなど一度でも彼らのステージを見たことがある人は、より深く沼にハマっているのではないだろうか。個人的にもBE:FIRSTはステージ上でこそ一番輝くと感じている。
ちなみに、筆者の周りにいるBESTYの中には「情報のアウトプット速度が丁度いい」という理由を挙げていた人もいた。供給が多すぎると全てチェックしきれずに追えなくなるが、現在のペースであれば大枠チェックし続けられる、のだそうだ。ファン層が幅広いからこそ、プロモーション方法もファンを固定化するために重要なファクターになっているのだろう。
デビューして約4カ月。BE:FIRSTはまだまだ大きなグループになっていきそうだ。