日向坂46 河田陽菜、“山口の奇跡”から“国民の妹”的な存在へ? 1st写真集大ヒットを実現した天真爛漫なアイドル性
そんな河田は、パフォーマンスとなると雰囲気を一変させる。初めてのフロントに選ばれた2ndシングル曲「ドレミソラシド」では河田らしいキュートな笑顔を振りまいたが、3rdシングル曲「こんなに好きになっちゃっていいの?」では切ない表情でファンを魅了し、楽曲に彩りを添えていた。加入当時16歳だった河田も昨年7月に20歳の誕生日を迎え、大人の階段をのぼっている。パフォーマンスの面でも、今後さらに磨きをかけていくことだろう。
高校1年まで地元の山口県で過ごした河田は、ファンから“山口の奇跡”とも評される。『思い出の順番』は“彼女と暮らした365日”をテーマに、1年をかけてさまざまなシチュエーションの河田を捉えた256ページの超大作だ。地元の下関をはじめ、奄美、鎌倉、東京など、国内各所でロケが行われたそう。初のランジェリーカットも収録され、先行写真が公開されるたびに、SNSを賑わせていた。かわいらしい河田、大人っぽい河田、おどけた河田など、彼女の魅力を存分に堪能することできるはずだ。
発売日同日には「思い出の順番」と題したブログを更新。「写真集の話をいただいたときは驚いて私でいいのかなーなんて思いながら実感が湧かなかったのを覚えています」と振り返りつつ、「でもこの写真集のプロモーション期間を経て、意外と怖がりすぎただけで意外と大丈夫なんだーって気付けて、楽しいなって思えたり なのでもっと挑戦したいって思えるようになりたいなって思いました」「この写真集は私にとって大きなものになりました、本当に!」と赤裸々な思いを綴っている(※1)。
日向坂46メンバーでソロ写真集をリリースするのはこれで4人目。発売を前に累計発行部数が14万部に達するというのは、改めて日向坂46の勢い、そして河田の人気の高さを示した結果となった。果たしてどこまで発行部数を伸ばしていくのだろうか。そしてこの写真集発売を経て、これから河田はどのような成長を遂げ、ファンを魅了していくのだろうか。今後に注目していきたい。
※1 https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/42948