「Girls On Top」やリマスタープロジェクトもスタート SMエンターテインメント所属グループに受け継がれるイズム
また、難易度の高い曲も歌いこなす圧倒的なボーカル&ダンス力を持つ人材の発掘・育成でも注目されることが多い。SMエンターテインメントへの道として1つ知られているのが土曜日に行われているという公開オーディションである。開催し続けて20年以上経つと言われている同オーディションだが、そこからこれまでデビューを果たしたのはたったの8名とのこと。オーディション番組では、過去に練習生だったというだけでも注目されるほど、SMエンターテインメントのレベルの高さが周知されている。
最近では中毒性の多い楽曲のイメージがあるSMエンターテインメントのグループだが、過去には日本でも流行した少女時代「Gee」などの王道路線の楽曲もリリースしてきた。その当時とは異なり、最近ではK-POPグループが急増しているからこそ、シーンを牽引する立場として独自の音楽性を模索し、進化してきたようにも思う。そんなSMエンターテインメントが2022年、“KWANGYA”という近未来的な概念から歴史を再起するプロジェクトまで幅広く網羅しているのは、今後のK-POPの行く末のヒントとなるかもしれない。