YOSHIKI、なぜバラエティ出演の度に話題に? 視聴者の心を射止める真摯な姿

 X JAPANのYOSHIKIが12月27日放送の『しゃべくり007 年末2時間SP』(日本テレビ系)に出演する。『しゃべくり007』への出演は4年ぶり。前回出演時には平日夜の番組としては異例とも言える高視聴率を叩き出し、SNSのトレンドもYOSHIKI一色となった。今回は年末SPへの出演ということで、より大きな盛り上がりが予想される。放送に先立って今年の彼の多岐に渡る活動を振り返りたい。

 2021年のYOSHIKIは対談企画を積極的に行ってきた。オリエンタルラジオ・中田敦彦、市川海老蔵、山中伸弥、DAIGO、猪子寿之、小室哲哉、ジーン・シモンズ、キングコング・西野亮廣、ハラミちゃん、きゃりーぱみゅぱみゅ、ひろゆき、榎木淳弥、HYDEと音楽仲間はもちろんのこと、他ジャンルで一線に立つ著名人や実業家、声優まで錚々たる顔ぶれだ。どの対談も1時間以上に及ぶボリューミーなものになっている。一部の動画以外はYouTube/ニコニコチャンネルのYOSHIKI CHANNELの有料メンバーにならなければ視聴できないが、YOSHIKIと各界のスーパースターが繰り広げる異色のトークセッションとあり人気を博している。

 YOSHIKIの活動はエンターテインメントを超えて、様々な支援活動にも及ぶ。国や地方公共団体、公益団体に500万円以上の私財を寄付した人を顕彰する紺綬褒章を3月に受章。昨年だけでも国立国際医療研究センターへ1,000万円、Meal on Wheelsへ2万4,000ドル(約250万円)、COVID-19救済基金に10万ドル(約1,000万円)を寄付するなど、その支援は国内だけに留まらない。さらに秋にはバカラのアルクールグラス180周年を記念した2021年秋のパリ・ファッションウィークのデザイナーとして選出され、オリジナルデザインのグラスを制作。そして11月頭に2年ぶりに帰国。2週間の隔離期間を終えて帰国後初のバラエティ番組出演が『しゃべくり007 年末2時間SP』というわけだ。

 今年だけでも様々な功績を残してきたことが分かるが、そんなYOSHIKIがなぜバラエティに出演するとここまで話題になるのだろうか。

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