Snow Man、YouTubeチャンネルから見える全方位的なポテンシャル 企画動画も大切な表現手段の一つに

 また、クイズ企画も面白い。昨年のリモート期間には阿部亮平が先生になり頭脳派クイズを出題する人気企画「3年J組 阿部ちゃん先生」や、ラウール・渡辺が正解を決める「クイズ!正解は◯◯」シリーズでも楽しませてくれたが、今年に入ってからはどれだけメンバーのことを理解しているかを競うクイズで目黒、深澤、渡辺、向井がフォーカスされた。メンバー同士の関係性やエピソードを知ることができるという点でも見どころが多いため、他メンバー回も今後ぜひ実現させていただきたい。

Snow Man「年男!目黒蓮を覚えてる?」
Snow Man「深澤辰哉の気持ち」どれだけ彼を愛せますか?
Snow Man「渡辺翔太のこと覚えてる?」まさかのシンクロ!!
Snow Man「向井康二王決定戦!」ってなんじゃこりゃ。

 ここまで書いてきて、先日リーダー岩本照がグループの特色の一つであるアクロバットのパフォーマンスが最近少ないことについて取材で尋ねられた際に答えていた「強み」に対する考え方をふと思い出した。

「強みって、見てる人がそれぞれ判断してくれればいいことで。アイドルが自分から「これです」と言うのは、武器を狭める気がして(中略)特に今はたくさん学んで、たくさん放つ期間だと思う」「もっと10年20年して研ぎ澄まされてきたときに、この答えは全員が分かるかもしれない」(『日経エンタテインメント! 2022年1月号』)

 我々が知るSnow Manの魅力や強みはまだほんの一握り。2022年もたくさん学んで、たくさん放ってほしい。彼らを追いかける楽しみはここから先、さらに広がっている。

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