『iCON Z』密着第8話、本当は歌いたいパフォーマー集結 Jr.EXILEがしのぎを削るボーカルオーディション開幕

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第8話が12月19日に放送された。

 まずは、大阪会場での二次審査の模様を一部公開。二次審査に進んだのは、48,000人中927人。わずか2%という狭き門を潜り抜けた応募者たちが集まる会場では、才能に溢れた若者が真剣勝負に挑んでいた。二次審査は、プロデューサーによる対面審査。真剣な眼差しで応募者一人ひとりのパフォーマンスをチェックし、目を光らせるプロデューサー陣。ハイレベルな応募者が現れると、プロデューサーの目つきが変わり、会場の空気がざわつく。中には13歳という若さで切れ味の鋭いダンスを披露し、他の応募者の視線を釘付けにした女の子も。総合プロデューサーのEXILE HIROも「まだ中1とか中2ですよね。将来有望な子がいっぱいいるんだな」と感心した様子を見せた。ここから二次審査を合格したのは、男女各30人ずつの合計60人。オーディションの独占密着VTRも近日番組で放送予定。

 さらに今回から、番組独自の特別企画「本当は歌いたい! ボーカルオーディション」がスタート。この企画が発足するきっかけとなったのは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー・浦川翔平の存在。ダンスを始める前からボーカリストを目指していた浦川は、すでにパフォーマーとしてデビューしているにも関わらず、iCON Zボーカル部門へのエントリーを悩んでいたという。

 そこで、浦川のようにボーカリストへの夢を諦めきれないLDHパフォーマーたちのためにスタートしたのが、この企画。一次審査、二次審査、ファイナルラウンドの合計3回にわたる審査を経て、優勝したメンバーは、大観衆の前でソロ歌唱を披露する権利が与えられる。審査員は、EXILEのボーカリストであり、iCON ZのプロデューサーでもあるEXILE SHOKICHIと、LDH所属ボーカリストのCrystal Kayが務める。

 早速一次審査がスタート。今回の審査では、EXILEの楽曲(カバー曲を含む)の歌唱で順位をつけ、参加メンバー6人のうち、上位4人が二次審査へ進む。

 最初の挑戦者は浦川翔平。5歳から歌っていたという浦川は自信満々で「Ti Amo」を熱唱。しかし、審査員のCrystal Kayは「ちょっと気持ちが突っ込んでいってる感じ」と浮かない表情を見せる。続いて登場した、EXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマーである佐藤大樹は、「Lovers Again」をチョイス。少々緊張気味の佐藤だったが、SHOKICHIは「いい緊張がビブラートと共に表現できていた」と評価し、Crystal Kayも「ピッチもちょっとアレだったけど、トーンはいいよね」と笑顔を見せた。

 FANTASTICSのパフォーマーである瀬口黎弥は、カバー曲であるサザンオールスターズ「真夏の果実」を感情たっぷりに歌い上げる。Crystal Kayは「テクニックとかじゃなくて彼のエモさと感情が勝っている」と絶賛。SHOKICHIも「いまiCON Z(にエントリーしている)プロじゃない方々に一番必要なのはこれかもしれない」とコメントした。

 THE RAMPAGEのパフォーマーである岩谷翔吾は「Angel」を熱唱。しかし、審査員の二人は「う~ん」と唸るのみ。同じくTHE RAMPAGEのパフォーマー・藤原樹も「song for you」をしっとり歌い上げるも、審査員たちは苦い表情。

 最後の挑戦者は、THE RAMPAGEのパフォーマー・神谷健太。高いキーが特徴の「もっと強く」をチョイスし、伸びやかな歌声を堂々と披露する。これまで厳しく審査していたCrystal Kayだが、神谷の歌声については「悪くない」と高評価。SHOKICHIも「ビブラートなど歌に大切なものは持っている」と前向きなコメントを寄せた。

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