『ミラベルと魔法だらけの家』、現実世界も明るく照らすディズニー・ミュージカルとコロンビア音楽の融合

 また、日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」を担当するナオト・インティライミは、歌唱だけでなく日本語詞も手がけた。

「ミラベルと魔法だらけの家」♬♪【日本版エンドソング「マリーポーサ~羽ばたく未来へ~」Performed by ナオト・インティライミ】

 ナオトは、世界66カ国を一人で渡り歩きながらライブを行い、世界の音楽文化と触れ合った経験を持つ。特にコロンビアとは縁が深く、2019年に世界三大レーベルの1つである<ユニバーサルミュージック ラテン>からNaoto名義で世界デビューを果たした。

 本作に関わることについてナオトは、「世界中の人々に愛されているディズニーの作品に音楽で参加させて頂けることをものすごく光栄に思いましたし、夢がひとつ叶ったなって。いつか日本武道館でやりたいとか、紅白歌合戦に出たいとか、それと同じく『ディズニーの曲を歌いたい』というのは夢のひとつだったんです」とコメント(※1)。コロンビアの人気アーティストでオリジナル版を歌うセバスチャン・ヤトラや、もう一つのエンドソングである「愛するコロンビア」を歌唱するカルロス・ビベスと肩を並べることについても「本当に光栄なこと」とし、「死ぬ気で作らせて頂きました」と楽曲への熱量の高さを伝えた。

 ミラベルと家族にある日突然迫る危機、それは世界中を襲っている新型コロナウイルスによるパンデミックとも重ねることができる。自分に何ができるかを考え行動したひとり一人が、突如危機に陥るミラベルだったと言えるだろう。さらにミラベルの孤独や悲しみを明るく陽気なコロンビアの音楽が打ち消してくれていたように、昨年のステイホーム期間に悲しみや苦しみを癒やしてくれたのは、ネットを通じて世界中で発信された音楽や様々なエンターテインメントであった。

 そもそもコロンビアには悲しい歴史が数多くあり、コロンビアの持つ音楽の明るさと自由な雰囲気は、その裏返しにあるとも考えられる。アコーディオンやトランペット、思わず体が自然に動いてしまうような軽快なリズム、聴く者を鼓舞するような一体感のあるコーラスが、コロンビアの人々に希望と勇気を与えた。作中に一貫して流れる音楽は、ミラベルたちだけではなく、観る者全てを明るく元気づけてくれる、まさしく魔法なのだ。そしてナオト・インティライミも聴く人を笑顔にすることを目的として音楽活動を続けているアーティスト。『ミラベルと魔法だらけの家』日本版エンドソングを歌うのに、これ以上うってつけのアーティストはいないだろう。

※1:https://www.disney.co.jp/movie/mirabel/news/20211120_01.html

■リリース情報
『ミラベルと魔法だらけの家』 日本版オリジナル・サウンドトラック
発売日:2021年12月17日(金)(予定)
価格:¥2,750(税込)
仕様:歌詞・対訳・英文コメント訳・ナオト・インティライミ インタビューノート付き
レーベル:Walt Disney Records
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社

■配信情報
海外版オリジナル・サウンドトラック(デジタル・アルバム)
配信日:2021年11月19日(金)
試聴/購入はこちら

日本版オリジナル・サウンドトラック(デジタル・アルバム)
配信日:2021年11月25日(木)
詳細はこちら

■作品情報
『ミラベルと魔法だらけの家』
2021年11月26日(金)公開
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社

■関連リンク
『ミラベルと魔法だらけの家』公式サイト
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